ロベリア・カーディナリス

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水草の育て方1 (水草の種類)

水草:ロベリア・カーディナリスロベリア・カーディナリスは水辺に生える多年草の抽水性植物でライトグリーンの楕円形葉を互生させる有茎水草です。
ロベリア・カーディナリスは、丸みを帯びたやや細長い水中葉を茂らせることで人気です。高さ60~90cmになり、直立して根茎から多くの子株をのばします。
あまり分岐はしません。
根茎部は堅く株状で初め数枚の葉を束生します。
束生葉は倒卵形が倒披針形で、有柄です。葉身は長さ5~7cm、幅2~3cmで葉面は帯紫緑色、裏面は赤紫色で全縁(ギザギザのない葉)です。
茎がのびると葉は互生し、鋭頭の倒披針形となり、細鋸歯縁(ギザギザがある葉)になります。水上葉は太い茎に卵型グリーンで厚味のある葉を互生させ、50~60cmに伸び、赤色の美しい集合花を付けるようになります。水中では長卵型の葉をロゼット状に出し、中心の茎が伸び上って卵型でライトグリーンの葉を互生させます。
葉面には白色の葉脈が見られます。
水槽内では互生する有茎草の形になり、低光量弱アルカリ性では卵型から円型に近い小さな葉を付けるようになります。
高光量・弱酸性の水槽環境下では節間が長くなる傾向があります。花は茎上部に総状花序を作り、深紅色の唇形の花が咲きます。
花冠は上唇が2全裂、下唇は3深裂します。
花期は7~10月です。熱帯魚ショップでは国内産、東南アジア産の水上葉が数多く市販されています。
市販されるロベリア・カーディナリスは低水位の太陽光下で育てられた水中葉もあり、ロゼット状で葉裏は赤色になります。
レッドロベリアという名称で販売される場合もあります。
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水草の育て方2 (水草の育成)

ロベリア・カーディナリスは一般的軟水中でpH5.0の弱酸性から弱アルカリ性、水温28℃でも育てることができる水草です。入荷したてのロベリア・カーディナリスは茎が痛んでいる場合が多く、そのまま植えると枯死することがあります。
初めはエアレーションした水槽に浮かべて2~3日ほど置いてから植えると、1週間ほどで水中葉を伸ばし始めます。
水中葉は生長がとても遅いので、水深を浅くしたり、二酸化炭素(Co2)を添加して生長を促進するとよいでしょう。
5~6枚の水中葉を伸ばすと比較的丈夫になります。ロベリア・カーディナリスの特徴は肥料状態が葉の色に表われることです。
肥料不足の水槽では、頂葉が黄味をおびるようになり、この状態が長く続くと、やがて枯れてしまうため、液体肥料の添加を早めに行なうと短期間でライトグリーンの葉を出すようになります。

水草の増やし方

ロベリア・カーディナリスは脇芽を吹くことは殆どないですから、繁殖には頂葉を摘み取るか、節毎の差し植えが良いです。トリミングした後の親株の各茎節からは脇芽を吹き、数多くの小株を得ることができます。

有茎水草の増やし方はいろいろあり、どの増やし方も簡単です。
最も一般的で、初心者の方にもおすすめの増やし方は「さし芽」によって繁殖させる方法です。
有茎水草がある程度伸びたら草体のほぼ真ん中で切ります。
茎の途中の節に根が出ている場合はその場所で切るのも良いでしょう。
切断する位置は茎の節の下から5mmほどの所です。
切り取った上の部分を底床に植えて固定すれば、やがて根付きます。
残った下部もまた同様に底床に植えて固定すれば、やがて脇芽を出して増やせます。
側枝を作る場合も多く、側枝が水面まで伸びてきたら、また茎節の下5mmの位置でカットして床砂に植えます。
こうしてどんどん増やすことができます。

水草水槽のレイアウト

ロベリア・カーディナリスは、水中葉が形作る草体全体の印象が、どことなく可愛らしいことで人気の水草です。
アクアリウム水槽では、葉はサジ形の黄緑色となり、他の水草とのコントラストに格別の効果を発揮して、前景から中景に使用できます。
有茎の水草としては比較的成長速度が緩やかなので、特に水草レイアウトの前景に植える水草としての人気が高いです。ロベリア・カーディナリスは節間が伸びやすいので、前景として使用する場合は二酸化炭素(Co2)添加量を減らしましょう。
節間を短かく成長させるには、草丈5~10cm程度の長さでたえず茎下部を切ってトリミングするか、定期的に植え直しをすることで、少々根を傷める方法をとるのが良いです。
このようにして育てた節間の短かいロベリア・カーディナリスは美しく、アクアリウムの前景用レイアウトの水草では、まとめ植えが良く似合う水草して重宝します。ロベリア・カーディナリスは、高さの異なる株を、レイアウトの前景から中景へ、徐々に背が高くなるように斜めに植えるようにすると大変見栄えがしますのでダッチアクアリウムでは定番とも言える水草です。
密植レイアウトの場合には下葉を落としやすいので、それぞれの葉が重ならないようにレイアウトしましょう。ロベリア・カーディナリスは、屋外の池や水鉢で花を楽しむのもよいです。
テラリウムでは高温、多湿、無風に耐える水草が適していますが、ロベリア・カーディナリスはテラリウムのそのような状況下でも葉が枯れることもなく、茎が太いことから倒れることもないのでレイアウトしやすいでしょう。
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水草図鑑データ

名称 ロベリア・カーディナリス
学名 Lobelia cardinalis
通称名 cardinalflower
和名 ベニバナサワギキョウ(紅花沢桔梗)
別名 ロベリア・カージナリス
レッドロベリア
科名 キキョウ科
原産 北米
光量 普通 20w蛍光灯X2~4本
二酸化炭素 なるべく添加
水質 弱酸性~弱アルカリ性
硬度
水温 18~28℃
形態 有茎
栽培難易度 普通

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