ホテイアオイ

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水草の育て方1 (水草の種類)

水草:ホテイアオイホテイアオイは、水辺に生育するブラジル原産でミズアオイ科の浮漂性多年草です。
池や金魚鉢によく浮べられる浮草で、根がメダカの産卵床として最適なのでメダカの繁殖用としてもよく使用されます。園芸用水生植物として最もその名を知られた植物の一つで、フロート状に膨らんだ葉柄によって水面に浮かび、観賞価値の高い青紫色の花をつけます。ホテイアオイは、原産地は南米ブラジルですが、現在は、ほとんど全世界の温暖域に分布しています。
日本での分布は東北地方以南です。富栄養化した、ため池、河川、水路に生育します。
1884(明治17)年アメリカへ旅行した日本人が観賞用に持参したものか逸出帰化し大正初期から九州に大繁殖しました。
耐寒性は弱いですが、暖地では大群生して雑草公告を起こしているところがあります。ホテイアオイは、「エイクホル二ア・アズレア」の近縁種で、両者の水上葉はとても似ています。
草高は条件によって異なりますが15~150cmに達し、長く浮漂するときは葉柄の中央部が長球形にふくらみ、これが布袋腹に見えます。
浅水または湿地上で根が泥土に着生し、浮漂しなくなったときはふくらみが消え、円筒形となります。ホテイアオイの葉は根生し、高さ10~100cm、卵心形一円心形で、径5~20cm。
葉柄は中部が浮嚢となりますが、過密や、ごく浅い水域では浮嚢は発達しません。
葉は卵心形~円心形、葉柄は長さ10~20cmで中央部が膨れて浮のうとなります。
栄養状態で葉柄は1m以上になることもあります。ホテイアオイの浮葉の葉柄は円柱形、径3~5cm、基部は径5mmの中空でやや硬く、長さ5~15cmですが、中央部か広倒卵形または球形、内部は多孔質で海綿状をなし、よく浮水します。
これに対し水湿地に生育する葉柄は、タケの稈(かん=中が中空で節がある茎)に似て中空で、ふくらみは目だたす基部は葉鞘に包まれます。
葉身は広倒卵形または倒心臓形で、縦5~20cm、幅8~18cm、先端はややとがります。
表面は濃緑色て光沢かあり、裏面は淡緑色で光沢か少ないです。
質はやや厚く不明瞭な葉脈か多数あります。
縦に10個の隆起した稜があります。ホテイアオイの茎は通常水中にあって葉を叢生します。全草無毛です。
根は葉柄基部からでて紫黒色で、長さ5~50cm、房状となります。
草丈は水深か1m以上のところては30~60cm、富栄養性の水湿地では1.5m以上にも達します。
基部から紫黒色で、長さ5~50cm、文根か多数あるひげ根か房状に水中へ垂れます。ホテイアオイは株が充実すると、とても美しい藤色の大きな花が咲きます。
花期は6~11月で、葉間から伸びた花茎の先に総状花序をつくり、淡紫色の花を多数開きます。
花序は葉間より円筒形の花茎を数個逐次あげ、上部に5~20個の花を総状につけます。
花被は淡紫色、ロート状で先端は6裂、上方内花被片は特に大きく濃青色で、中央に楕円形の貴報があり、内花被(花冠)緑は全線で、「エイクホルニア・アズレア」とは花被の黄斑の形や内花被の緑などが異なります。
花は一日花で花序の花が総て終わると、花茎は基部から曲がり水中に沈みます。
葉間から長さ10~30cm円筒状で中空の花茎を数個逐次直立させ、上方に花を6~20個密につけた高さ8~12cmの総状花序をつけます。
ときに2~3個ずつ開花します。ホテイアオイは種子または納芽で越冬します。
種子は細粒で多数生じ、淡黄色、円筒形、長さ約1mm、幅約0.5mm。
種子からは、子葉かU字形に発芽して幼株をつくるのですが、5~6葉まで広線形、7~8葉から成葉となります。
ただし種子の形成は温かい地域でないとほとんどみられません。ホテイアオイの名前は葉柄の中央部が、布袋和尚の腹のようにふくらみ、葉形かアオイ(葵)の葉に似ていることに由来しています。
漢字では、「布袋葵」、別名はホテイウキクサ、タイワンモ、チョウセンモ、カラマツソウ、スイギョク(水玉)、モガラなどかあります。
学名Eichhornia crassipesは、ドイツの政治家Eichorn(1779~1856)の名前に由来し、 crassipesは「太い柄のある」という意味です。中国には花の色や大きさなどか異なる園芸変種か知られます。
美しい花をつけるので観賞用になっていますが、繊維は紙料、網、帽子などの材料となり、家畜の飼料や堆肥にも利用できます。
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水草の育て方2 (水草の育成)

日本の暖地では越冬しますが、寒地では屋外では1年草です。

水草の増やし方

走出枝を出し、新しい株をつぎつぎと出して広がります。
基部から水面に沿って四方に径5~10mmで、円柱形の走出枝をのばし、その先に子株をつくります。
1株から数個ずつ順次子株をつくるのて、夏期は短期間に大繁殖して広範囲にわたって水面をおおいます。
水中で蒴果(さくか)をつくりますが、結実しても暖地でなければ容易に種子は生じないです。

水草水槽のレイアウト

大型の浮き草なので、水槽で育成するよりも、窓辺においた水盆などに浮かべて育てると、風流な雰囲気を醸し出せます。
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水草図鑑データ

名称 ホテイアオイ
学名 Eichhornia crassipes
和名 ホテイアオイ(布袋葵)
別名 ホテイソウ(布袋草)
ホテイウキクサ
タイワンモ
タイワンナギ
チョウセンモ
カラマツソウ
スイギョク(水玉)
モガラ
ウォーター・ヒアシンス
ウォーター・ヒヤシンス(water hyacinth)
エイクホルニア・クラシペス
クラシペス
科名 ミズアオイ科
原産 全世界の温暖域
光量 普通 20W×2~4本
二酸化炭素 必要なし
水質 弱酸性~弱アルカリ性
硬度 軟水~中硬水
水温 20~28℃
形態
栽培難易度 容易

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