グロッソスティグマ

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水草の育て方1 (水草の種類)

水草:グロッソスティグマグロッソスティグマは水辺に生育する沈水~湿生植物です。
グロッソスティグマ属は5種が知られていて、アフリカ、インド、ニュージーランド、オーストラリアなどに分布し、ゴマノハグサ科の中では特異な草形をしている一属です。
単に「グロッソ」や「グロッソスティグマ」と言えばグロッソスティグマ・エラティノイデスを指します。 アクアリウム水槽ではグロッソスティグマ・エラティノイデスの他「グロッソスティグマ・ディアンドラ」が知られています。グロッソスティグマは1cmほどの楕円形の葉を対生させる小型の水草です。
通常浅い水中に生え、細い淡緑色の短い匍匐茎をのばして、節々から下根します。
グロッソスティグマの水上葉を水中葉にするには、かなり強い光量が必要ですが、水中葉はエキノドラスの育成法と同じでよいでしょう。
水中葉に光を当てすぎると、日陰のほうに向かってランナーを伸ばし、他の水草の影に隠れて小さな葉を付けるようになります。
グロッソスティグマの葉は対生、時に3輪生し無柄、緑色の葉の下部は細く葉柄状で、上部はスプーン状となり、葉脈は中央に1本だけあります。
円頭または微凹頭、全縁(ギザギザがない葉)、葉面平滑、やや厚肉で、柄状の下部は幅1mm位、スプーン状の基部までの長さ約1~2cmです。
スプーン状の部分は長さ5~8mm位、全葉長1.5~3cm位でやや外側に反っています。
花は葉の間から、葉よりやや高い花柄をだし、小型白色の両性花を単生し、閉花受精(閉花のまま受粉)します。
グロッソスティグマの名前の由来のはGlossoは「舌のような」です
熱帯魚ショップでは主にポットに入った状態か一握り程度の量が袋やパックに入って売られています。
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水草の育て方2 (水草の育成)

グロッソスティグマの育て方
グロッソスティグマは、実は有茎水草ですが、普通は茎は直立せず、底床を這うように成長します。
グロッソスティグマはランナーで芝生のように密生し、水槽壁面に当たると直立します。
成長は比較的速く、かなり多めの光量と二酸化炭素(Co2)の添加は必要です。
グロッソスティグマは二酸化炭素(Co2)の添加がとても重要で、やや多めに添加すると上手に育成できます。
グロッソスティグマを二酸化炭素(Co2)無しでは葉が矮小化してしまい美しく育てるのは難しいと言えますが、二酸化炭素(Co2)が多すぎると葉の形が細長くなる場合があります。
暗い環境や大きな葉の水草の影になる場所では徐々に葉が矮小化して枯れてしまうことが多いです。
生育条件によっては直立して生長することがあります。
グロッソスティグマは本来、有茎草の水草のため、まめにトリミングしないと上へ伸びてしまうのです。グロッソスティグマの肥料
グロッソスティグマは、底床肥料より水槽水の肥料分が多い場合や、全体的に肥料不足、光量が少ないなどの状態では、有茎水草らしく、細い茎を上方向へ伸ばした草姿に成ってしまいます。
グロッソスティグマの葉が小さく色が黄色っぽくなる、細い茎を上に伸ばす、葉がぼろぼろになる、などの状態になった場合は、肥料不足が考えられます。
ピンセットで固形肥料をグロッソスティグマのランナーの上から強引に突き刺すように追肥していきます。
グロッソスティグマを育てているときは、特に窒素不足が発生する場合があります。
窒素肥料不足以外の問題によっても、新葉が黄化・白化することはありますが、窒素不足の症状は古い葉には問題が無く、葉の形が綺麗な舌型であっても、草体全体の色が薄くなる場合です。
グロッソスティグマは繁茂するスピードが速いので、他の水草を育てているときよりも窒素不足が起き易いのです。グロッソスティグマの植え方
グロッソスティグマの水槽への植え方は片手にグロッソのかたまりを持ち、逆の手にピンセットを持って3節~4節分をピンセットで挟んでちぎるようにカットし、それをそのまま底床内へ埋め込むよいにしています。
下の2節~3節は底床内に埋め込んでしまい、一番上の葉だけが出ている状態でOKです。
軽い底床を使用する場合は埋める長さを長く取ったほうが植えやすいでしょう。
上に伸びてしまったグロッソスティグマはトリミングして植え直せば良いでしょう。 グロッソスティグマはトリミングを行い重なり合った葉を除去すると、葉が成長できるようになり、さらに低床に追肥を施す事で生長の促進へ繋がります。

水草の増やし方

グロッソスティグマの増やし方
グロッソスティグマは育成条件によって生長や繁殖の形態が変わるという珍しい水草です。
ランナーを次々に伸ばして繁殖する場合と、茎が水面に向かって伸び、有茎水草のように繁殖する場合があります。 水槽では短い匍匐茎を盛んに伸ばし、栄養繁殖をおこないます。
グロッソスティグマの植えた1本がランナーを横に延ばして数珠つなぎで繁殖していきます。
ランナーは自然に別れることは少ないので少し伸びた段階で数珠繋ぎのランナーをカットすると伸びる数が倍増できます。

水草水槽のレイアウト

グロッソスティグマのレイアウト
グロッソスティグマはネイチャーアクアリウムなどで頻繁に使用されることから多くなり、「リシア」「キューバパールグラス」、「ヘアーグラス」とともに人気が爆発した水草の一つでもあります。
グロッソスティグマは、水槽の前景草にレイアウトすると最高に効果的です。
グロッソスティグマを前景として使うには、底床添加肥料を周りに入れるとランナーを伸ばします。
グロッソスティグマは可愛い葉で底床をカーペットの様に覆い尽くしてくれる大変人気の高い水草です。
今でこそ、リシアやキューバパールグラスなど多くの前景用水草が紹介されていますが、グロッソスティグマが登場する前までは水中葉で、底面をびっしりと覆いつくしてくれる水草は存在しなかったのです。
グロッソスティグマの存在があるお陰で、水草レイアウト水槽を作成したくなったアクアリスト達がたくさんいるといっても、過言ではないでしょう。
グロッソスティグマのお陰で、今後もアクアリウム水草ファンが確実に増えていくのは間違ないのではないでしょうか。グロッソスティグマのトリミング
グロッソスティグマはトリミングしないまま旺盛に繁殖すると3層程度になりますが、あまり繁殖させると下になった葉が光を受けられずに枯れてきます。
そのまま放置すると水質の悪化に繋がりますから、旺盛に繁殖した場合はランナーをカットするかたちでトリミングし、ピンセットで間引きするように草を減らします。
あまり繁殖しすぎたグロッソスティグマを端から引っ張ると全体がはがれてしまいますので注意が必要です。
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水草図鑑データ

名称 グロッソスティグマ
学名 Glossostigma elatinoides
和名
別名 グロッソスティグマ・エラティノイデス
科名 ゴマノハグサ科
原産 アフリカ、オーストラリア、ニュージーランド
光量 普通
二酸化炭素 多い
水質 弱酸性~弱アルカリ性
硬度 中硬水
水温 20~30℃
形態 ランナー
栽培難易度 普通

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