ペニーワート

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水草の育て方1 (水草の種類)

水草:ペニーワートペニーワートは関東ではバコパ・モンニエリが「ペニーワート」という名前で販売される場合があります。
また、ドイツやアメリカでは「ウォーター・マッシュルーム」が「ウォーター・ペニーワート」と呼ばれています。
ここではバコパ・モンニエリをペニーワートとして解説します。
ペニーワートは日本にも帰化している有茎水草で、緑色の葉を対生させます。
水田や湿地、低地、水田などに生育する湿生植物です。
可隣な卵型の葉をつけ、育生も容易で丈夫な水草です。
丈夫で水槽生活にもよく適合します。
葉は対生してつき、肉厚、楕円状倒卵形で、全縁、長さ12~15mm、幅3~5mm。
産地によって葉形が微妙に異なります。
二酸化炭素(Co2)を添加する水槽では、水中葉をつくり、茎は直立します。
生育は緩やかです。
ペニーワートは世界の亜熱帯~熱帯部に見られ、水中生活と水中生活のどちらの場合でも、全草の形に変化はありません。
ウォーターバコパを小さくしたような姿で、全体は濃緑色です。
円柱形の茎は地面を横に這い、よく分岐し、茎先端部は斜上または直立します。
葉は肉厚、濃緑色、無柄、無毛、飢平滑で艶があり、楕円状倒卵形で対生します。
ペニーワートの花は淡い紫色で茎上部の葉腋につき、花冠は5裂です。
雄しべは4個で中央の1個の雌しべを囲む形をしています。「バコパ・モンニエリⅡ」と呼ばれるペニーワートのねじれ葉を固定した品種の水草もあります。
ペニーワートは熱帯魚ショップではたいてい水上葉が市販されています。
花芽を付けているものも多く見ます。
水上葉を購入するに際しては葉の色と茎に注意して選びましょう。
ライトグリーンで葉が大きく、茎は節間が長くてしなやかな株は、水中に植えると茎が溶けることがありますので、ダークグリーンで節間の短かい株を選ぶとよいでしょう。
水上葉と水中葉は一目見ただけでは区別が難しいですが、水上葉のほうが節間がやや長いです。
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水草の育て方2 (水草の育成)

ペニーワートは一般的軟水中ではpH5.5~8.8、水温18~32℃と広い範囲で育てることのできる丈夫な水草です。
ペニーワートの水上葉を水中に植えると、葉が枯れ落ちて茎だけが残る状態になりますが、茎頂部から新芽を出して水中茎を伸ばし、また、茎節からも脇芽を出しながら徐々に成長を始めます。
水中葉に変化しても、葉形は水上葉と殆ど変りません。
水中葉になったペニーワートは非常に丈夫で、適応範囲は広く、頂芽を摘み取らない限り脇芽を出すことはあまり、ありません。
ペニーワートは非常に丈大な水草ですが、確実に生長させるには、二酸化炭素(Co2)の添加や多めの光量を必要とします。
とくに二酸化炭素(Co2)は重要で、添加しない水槽では数ヵ月も植えられたときのままの草姿であることもあります。
また、葉が小型のため密植しがちですが、あまりに密植しすぎると、茎下部に光量が不足し、下葉が落ちたり、丈の低い株では葉のほとんどが落ちてしまうことがあります。
ペニーワートは光質・光量が急変すると成長が一時的に停止してしまい、葉も部分的に小さくなるので、見栄えが悪くなってしまいます。
一定の光質・光量を保つようにしましょう。
肥料が不足すると頂葉が萎縮して葉数が減りますが、早めに肥料を与えてトリミングし、植えなおせば再び生長を始めます。
二酸化炭素や底床添加肥料はできるだけ添加ましょう。

水草の増やし方

ペニーワートの水上葉は卵型グリーンで光沢のある葉を対生させ、茎は垂直に伸びて自重で倒れるほどです。
倒れた茎節からはまた新しい芽をいくつも出して再び伸び、これを繰り返してかなりの速さで繁殖します。有茎水草の増やし方はいろいろあり、どの増やし方も簡単です。
最も一般的で、初心者の方にもおすすめの増やし方は「さし芽」によって繁殖させる方法です。
有茎水草がある程度伸びたら草体のほぼ真ん中で切ります。
茎の途中の節に根が出ている場合はその場所で切るのも良いでしょう。
切断する位置は茎の節の下から5mmほどの所です。
切り取った上の部分を底床に植えて固定すれば、やがて根付きます。
残った下部もまた同様に底床に植えて固定すれば、やがて脇芽を出して増やせます。
側枝を作る場合も多く、側枝が水面まで伸びてきたら、また茎節の下5mmの位置でカットして床砂に植えます。
こうしてどんどん増やすことができます。「取り木」よる方法もあります。
有茎水草が底床に根付いている状態で、そのまま茎を寝かせ、茎頂辺りを石などで軽く固定します。
すると、やがて茎節から新芽と根が出てきます。
新芽が5cmほどに生長したらそれぞれをカットし、新たに植え直します。

水草水槽のレイアウト

ペニーワートの特徴は、有茎の水草としては成長速度が緩やかで、水面を目指して一直線に育ちます。
そのため、トリミングの期間が長くなり、美しさを維持する手間があまりかかりません。
また、茎が横や斜めを向いて育つことがないので初めての人でもレイアウトが作りやすいです。
完全に直立する草姿は独特で、葉が小型なことや生長が遅いことから中景のポイントとして区画で植えることが多いです。
ペニーワートは低光量下での成長は極めて遅く、前景用の水草としてもレイアウトすることができます。
ゆるやかな成長をすることから、水槽内の景観を短時間に変化させることがなく、一般的な水槽条件でのアクアリウムには非常に適した種類と言えます。
非常に生長の遅い水草ですから、中景や後景に使用していると下のほうの葉から徐々に藻類が付着してきます。
その時は短く切り取り、前景のワンポイントとして使用するとよいでしょう。
高光量下では、大き目の葉となり成長も早く、節間も多少長目になります。
ペニーワートは、特に直立する姿を生かした使い方が良く、数株以上まとめて植え込む方が、少数株の場合より美しいです。
他の草の中にペニーワートをまとめ植えすると、緑色の直立する集団は際立って目を引き、美しさも倍増します。
ペニーワートはヨーロッパ式の水槽にも、特に合う種類です。
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水草図鑑データ

名称 ペニーワート
学名 Bacopa monnieri
和名 オトメアゼナ
別名 バコパ・モンニエリ
グリーンバコパ
バコバ・モンニエリ
ペニーウォート
ペニーワート
科名 ゴマノハグサ科
原産 アメリカ熱帯、亜熱帯域、アフリカ、アジア、オーストラリア、アメリカ
光量 普通 20w蛍光灯×2~4本
二酸化炭素 少なめ
水質 弱酸性~弱アルカリ性
硬度 軟水~中硬水
水温 18~32℃
形態 有茎
栽培難易度 容易

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