イボクサ

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水草の育て方1 (水草の種類)

水草:イボクサイボクサは、川、水田、池沼などの水辺や浅水中に群生する1年草です。
日本でも本州以西の各地の水田、小川、池沼などの水辺や浅水中に群生しています。
水田、特に休耕田に多いです。
その他にも、朝鮮南部、中国大陸、台湾、インド、北アメリカなどの暖帯から亜熱帯に広く分布します。イボクサは、全草軟弱、緑色平滑、草高10~30cm。
盛夏には60cm以上に達します。イボクサの茎は枝を分けながら横に広がり、先は立ち上がります。
茎下部は例伏し、泥土を匍匐します。
各節から白根を下ろし、上部は斜上します。
茎は円柱形、径2~4mm、下部は分枝して泥上を匍匐し各節から白色のひげ根を出し上部は斜出します。
吼葉は2列に互生しやや厚肉です。
茎の内部に粘液を含み、多数の針状結晶を含みます。イボクサの葉は2列に互生し、やや多肉、葉柄は長さ5~15mmの葉鞘となって茎を抱き、縁と口部に租毛があります。
葉身は紫色、無毛、狭ひ針形で長さ2~8cm、幅3~10mm、扁平、基部は浅心脚または円脚、先端はしだいにとがります。
9~10月になると茎葉部は紅紫色に紅葉します。
葉柄は長さ5~15mmの斡となって茎を抱き、線に短毛があります。イボクサの水中葉は互生してつき、基部は葉鞘となり茎を抱く葉身は狭按針形で長さ3~7cm、幅5~10mm。
陸上では茎は細旬して先端部が斜上、高さ30cmほど。イボクサの花は茎項端または上部葉腋に1~3個つき、外花被3片は平関して長楕円形緑色です。
内花被3片は例卵円形、淡紫白色です。
花期は8~10月。
花は茎の項端または枝先の葉腋から、長さ1~1.5cmある1~3個の細い花柄が出て、花径約1cmの1日花を開きます。
萼片3、緑色長楕円形、鋭頑、長さ4~7mm、幅約2mm、宿存性、先端は有毛。
花弁3、淡紅紫白色、長倒卵形、鈍頭、長さ7~8mm、幅約4mmで平開します。
正常の雄しべ3、花糸の長さ7~8mm、花糸の基部に多数、白色の長毛があります。
葯は青色、線状長楕円形、長さ約2mm、長さ約3mの仮雄しべが3あり、花糸は棒状淡紫色です。
葯は長さ約1mm、紫黒色です。
雌しべ1、子房は3室、鋭い3稜があり楕円形、長さ約4mm、先端はやや突出します。
花後花柄は下向して長さ1~2cm伸長し、長楕円形で長さ6~10mm、急尖頭の蒴果をつくります。
種子は各室に数個生じ、楕円形でやや扁平、灰褐色、長さ2~4mm、幅約2mm、厚さ約1mm、光沢はありません。
種子の背部と側面に円形に凹んだ部分があります。他にナガハイボクサシマイボクサが屋久島以南の亜熱帯に知られます。和名イボクサの語源は草の汁を症(イボ)につけると取れることに由来します。
学名Aneilema keisakの種小名(ケイサク)は江戸時代の医者の二宮敬作の名前を記念します。
別名は上記のほかにメイボクサ、ヨバイグサ、ベッチョグサなどがあります。
漢字名は疣草、水竹草です。
史前帰化植物と考えられ、繁殖力は非常に旺盛です。
水田害草の代表種で、特にイグサ田の強害草です。
近似種のシマイボクサは、おもに屋久島以南に自生し、花は淡い青紫色、萼片は楕円形、円頭、長さ3~4mm、蒴果は楕円形で、各室に2個の種子をつくります。
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水草の育て方2 (水草の育成)

イボクサの促成は、水槽では淡緑色の茎葉となり、強光下でよく水中化します。
水中では直立または斜上します。
イボクサの育成は二酸化炭素(Co2)の添加が有効です。
生育は速いです。

水草の増やし方

イボクサは4月ごろ種子から発芽、幼苗の第1葉~第3葉はひ針形で無毛、長さ10~15mm、幅3~4mm。
第4~第5葉は長さ15~18mm、幅3.5~4m、葉の基部は完全に箇形の葉鞘となり、茎を抱き1列に並ぶ毛が縁にあります。有茎水草の増やし方はいろいろあり、どの増やし方も簡単です。
最も一般的で、初心者の方にもおすすめの増やし方は「さし芽」によって繁殖させる方法です。
有茎水草がある程度伸びたら草体のほぼ真ん中で切ります。
茎の途中の節に根が出ている場合はその場所で切るのも良いでしょう。
切断する位置は茎の節の下から5mmほどの所です。
切り取った上の部分を底床に植えて固定すれば、やがて根付きます。
残った下部もまた同様に底床に植えて固定すれば、やがて脇芽を出して増やせます。
側枝を作る場合も多く、側枝が水面まで伸びてきたら、また茎節の下5mmの位置でカットして床砂に植えます。
こうしてどんどん増やすことができます。「取り木」よる方法もあります。
有茎水草が底床に根付いている状態で、そのまま茎を寝かせ、茎頂辺りを石などで軽く固定します。
すると、やがて茎節から新芽と根が出てきます。
新芽が5cmほどに生長したらそれぞれをカットし、新たに植え直します。

水草水槽のレイアウト

イボクサは花も楽しめる水草で、アクアテラリウムなどに適しています。
水槽レイアウトでは中景から後景にレイアウトすると良いでしょう。
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水草図鑑データ

名称 イボクサ
学名 Aneilema keisak
和名 イボクサ、イボトリグサ、メイボクサ、ヨバイグサ、ベッチョグサ
別名
科名 ツユクサ科
原産 日本(北海道を除く)、朝鮮半島南部、中国大陸、オーストラリア、南米、アフリカ、台湾、インド、北米などの温暖地帯から亜熱帯
光量 普通 20W×2~4本
二酸化炭素 なるべく添加
水質 弱酸性~弱アルカリ性
硬度 中硬水
水温 18~28℃
形態 有茎水草
栽培難易度 容易

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