ウキアゼナ

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

水草の育て方1 (水草の種類)

水草:ウキアゼナウキアゼナは、水田、湿地に群生する1年生草で、浮葉性または抽水性の浮葉植物・湿生植物です。
ウキアゼナは、日本にも帰化しており、本州の岡山地方で1954年ごろから報告されている帰化水草です。
ウキアゼナはバコパ・ロトンディフォリアとも呼ばれ、北米原産ですが熱帯魚用の水草として輸入されたものか、逸出して帰化したものと考えられています。ウキアゼナの茎は水面に浮き、節から浮葉と根をだして広がり、匍匐し、長さ20~80cmに達し、泥中に下根します。
茎の径約2~3mm位の円柱形です。
内部は通気組織が発達、外部は若いときは柔らかい微毛が密に生えるのですが、成長すると無毛となり平滑です。
水中性のものは節より分枝が著しく、節間が3~8cmあり、各節に無柄で光沢のある対生葉をつけます。ウキアゼナの葉は対生しやや多肉質、広倒卵形、長さ2.5~3cm、幅2~2.5cm。
やや厚く、柔らかいです。
裏面に掌状の葉脈が鮮やかに認められます。
水上葉と浮葉は広倒卵形です。
水中では広楕円形または円形になります。
成葉は表面が黄緑色、裏面は淡い緑色でやや多肉。ウキアゼナは、夏~秋に葉腋に花が咲きます。
花期は8~10月。
白色または淡紅色で基部は黄色です。
花は上部の各節の葉腋から5~6個、花柄の長さ1~1.5cmある白色の1日花を開きます。
萼片5、半透明で膜状、基部まで裂けます。
萼片の各裂片は両端が重なり合い、外側の裂片は広楕円形鈍頭、長さ約5mm、幅4.5mm。
これに対応する萼片は、先端が2裂して長楕円形、内部には対になっている萼片と、さらに内側にある萼片は幅が0.8~1.6mmで細いです。
花弁5、基部で合着、各片は同形同大の筒状花で、花径8~10mm、裂片は倒卵形、白色または淡紅色で基郡は黄色です。
雄しべ5、花弁の基部につき、花糸の長さ1~2mm。
雌しべ1、花柱の長さ約3mm。
花後、萼片で包まれ扁平形の蒴果をつくるのですが、花柄は下垂します。
蒴果は薄膜で包まれ、長さ約5mm、幅約3mm、淡黄色で紡錘形の種子を多数つくります。ウキアゼナは、耐寒性が有り、種子で越冬します。和名ウキアゼナの語源は浮葉性で、花が「アゼナ」に似ている事に由来します。
漢字名は浮畔菜。別名のカラカワグサ(辛川草)は岡山地方の方言です。
英名のウォーターヒソップ(Water hyssop)は水性の「ヤナギハッカ」の意味です。「アゼナ」は本州以西の水田や水湿地に生育する抽水性の1年草です。
草高10~20cm、無毛軟弱、葉は対生.無柄で長楕円形または狭長楕円形、長さ1.5~3cm、幅3~4mm、全縁(ギザギザがない葉)、鈍頭、3~5個の平行脈あり、葉面やや光沢かあります。
7~8月ころ葉腋から2~3.5cmの花柄を単生し、淡紅紫色の花が咲きます。
萼片の長さ3~4mm、花冠の長さ約6mm、蒴果は楕円形または長惰円形で長さ約4mm。
ウキアゼナをアマゾンで探す
ウキアゼナを楽天市場で探す

水草の育て方2 (水草の育成)

水草の増やし方

有茎水草の増やし方はいろいろあり、どの増やし方も簡単です。
最も一般的で、初心者の方にもおすすめの増やし方は「さし芽」によって繁殖させる方法です。
有茎水草がある程度伸びたら草体のほぼ真ん中で切ります。
茎の途中の節に根が出ている場合はその場所で切るのも良いでしょう。
切断する位置は茎の節の下から5mmほどの所です。