ヒンジモ

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水草の育て方1 (水草の種類)

水草:ヒンジモヒンジモは冷水の出る池沼や小川の浅水中に、群生する小形の沈水性の多年草です。
自然界では希少で絶滅危惧種です。葉状体は多数群体をつくり、水面下に浮遊生活します。
1個の葉状体は表裏ともに淡緑色で、やや半透明、三角状広ひ針形をした舟形、鋭頭または鈍頭、前半の縁に目だたない微歯があります。
体側は全縁、後部は円形または切形で、後端は線形の柄になります。
長径8~10mm、短径24mm、扁平、膜質、ときにねじれて波状です。
表面には明瞭な3脈があり、中央部は細胞が集まって六角形をした組織かみられます。
また、葉状体の先端部の組織には針状の結晶体を多数含んだ細胞が散在します。裏面の基部の近くから白色糸状の根が1本出るのですが、長さ1~3cm、根端に根帽かあり、鋭尖頑。
湧水の中に生育するものは、ふつう根は少ないです。葉状体の両側から分芽して、3個体になりますが、分芽して成長した葉状体の両側から、順次分芽するので立体的な群体をつくります。花期は7~8月。
開花率はきわめて低いです。
葉状体基部に近い片側縁辺に目だたない仏炎苞を生じ、その内郡に雄しべ2、雌しべ1を備えた1個の白い花が咲きます。和名の語源は葉状体の群体の形が「品」の字に似ていることに由来します。
漢字名は品字藻。
別名のサンカクナ(三角菜)は葉状体の外形によります。日本できわめてまれですが、多産しているところは、北海道の達吉武沼と静岡県の富士宮市の小川などです。ヒンジモの葉状体にはシュウ酸石灰の針状結晶体が観察できるので、ムラサキツユクサの茎の汁その他の実験植物とともに教材として役だっています。
また、葉縁体の光の強弱による移動の観察のほか、ウキクサ科の葉状体は短期間によく成長するので、水田雑草として嫌われますが、緑肥や家畜の飼料になります。
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水草の育て方2 (水草の育成)

低温に強い性質ですが、25℃の水槽の水でもよく繁殖をおこないます。
また、環境によってはかなりの高水温にも適応します。
通常の水槽では低い水温を維持したほうが長期の育成がしやすいでしょう。
低温に強く、冬季でもほとんどそのままで越冬するものが多いです。

水草の増やし方

浮葉性のウキクサと同様に、葉のような葉状体がその付け根から出芽を繰り返して増えます。
葉状体の両側から芽をだし、3固体になり、更に分芽が進んで群塊になります。
葉状体をつなげて群体となり、水面下で生育します。

水草水槽のレイアウト

アクアテラリウムの水面にレイアウトすると良いでしょう。
沈水性の多年草ですが低温に強く、冬の戸外でも大きめの水鉢なら氷が張っても十分越冬します。
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水草図鑑データ

名称 ヒンジモ
学名 Lemna trisulca L.
和名 ヒンジモ(品字藻)、サンカクナ(三角菜)
別名
科名 ウキクサ科
原産 日本(北海道、本州、四国)、アジア全域、ヨーロッパ、アフリカ、オーストラリア、アメリカ
光量 普通 20W×4本
二酸化炭素 なし
水質 弱酸性~弱アルカリ性
硬度 中硬水
水温 18~25℃
形態 浮草
栽培難易度 容易

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