フトヒルムシロ

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水草の育て方1 (水草の種類)

水草:フトヒルムシロフトヒルムシロは全国各地の特に山間部の湖沼、ため池、小川などに群生する浮葉植物、多年草です。
フトヒルムシロは水田には生育していません。フトヒルムシロの根茎は泥中を横走し節からひげ根や水中茎を出します。フトヒルムシロの水中茎は円柱形で径約3mm下郡はひ針形の水中葉を互生、上方は浮葉を互生または対生、草長は30~100cm、ときに2m余におよびます。フトヒルムシロの水中葉は淡緑色、膜質、長さ15~30cm、幅2~3cm、鋭頭、葉柄はほとんどみられません。フトヒルムシロの浮葉は長さ10~13cmの葉柄があり、幅3~5cm、鈍頭、基部は円形または深く心形です。
葉身は広楕円形で質が薄く表面は濃緑色で平滑、光沢があり、やや淡紅色をおびます。
裏面は淡黄緑色で葉脈は多く、やや降起して5~9脈が明瞭、特に中央脈は顕著です。
葉鞘かなく、托葉は白色膜質で脱落しやすいが長さ5~8cm、ひ針形で基部は茎を抱きます。フトヒルムシロの花期は4~8月。
対生する浮葉の葉腋から、長さ5~15cm、径3~4mmあり、上方が茎より太い花茎を水面にのばし、その先に長さ2~5cmの小花を多数密につけた穂状花序をつけます。
小花は花披がなく花径約3mm、雄しべ4、花糸は長さ約2mm、花粉は桃色、4個の前幅はのびて扇形に広がります。
雌しべ4、1と房は長さ約1mm。フトヒルムシロの果実は黒褐色広卵円形で扇平、長さ35mm、幅約3mm、厚さ約2.5mm。
表面平滑、光沢かあり背ご附こやや鋭いせまい歯状突起があります。和名の語源は「ヒルムシロ」に比べて穂状花序か太いことに由来します。
漢字名は太蛭蓆。フトヒルムシロは「オヒルムシロ」と類似しますが次の諸点で識別できます。
フトヒルムシロは東洋に分布しますが、「オヒルムシロ」は北半球に広く分布します。
前者の越冬はそのまま、水中葉は有柄でひ針形、種子の背部に歯牙があるのに対し、後者は水中茎上にも越冬用の殖芽をつくり、水中葉は無柄で棍棒状、種子の背部は平滑です。
フトヒルムシロの水中葉はひ針形で有柄ですが、これは「ヒルムシロ」も同様です。
しかしフトヒルムシロは子房が4個、浮葉の柄は先が広がって波状であるのに対し、「ヒルムシロ」の子房は1~3個、浮葉の柄の先は波状とはならないので識別できます。
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水草の育て方2 (水草の育成)

フトヒルムシロの水質は貧栄で弱酸性の水域を好みます。フトヒルムシロは夏ごろには浮葉の多くが枯れます。
春~夏に花茎を水面に出にて花穂をつけます。
耐寒性が有り、種子またはそのまま水中茎で越冬し殖芽はつくりません。

水草の増やし方

フトヒルムシロの増やし方は、株分けです。 t

水草水槽のレイアウト

フトヒルムシロは、水鉢で浮葉を鑑賞するのもよく、また水槽で水中葉を愛でるのも楽しい水草です。
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水草図鑑データ

名称 フトヒルムシロ
学名 Potamogeton fryeri A.Benn
和名 フトヒルムシロ(太蛭蓆)
別名
科名 ヒルムシロ科
原産 朝鮮、サハリン、日本(北海道・本州・四国・九州、千島)
光量 普通 20W×4本
二酸化炭素 なるべく添加
水質 弱酸性~弱アルカリ性
硬度 軟水~中硬水
水温 20~28℃
形態 浮葉植物
栽培難易度 普通

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