オギノツメ

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水草の育て方1 (水草の種類)

水草:オギノツメオギノツメは水湿地などに生育するハイグロフィラの仲間のキツネノマゴ科オギノツメ属の水草で、多年生の抽水~湿生植物です。オギノツメと呼ばれる水草にはハイグロフィラ・サリチフォリア(Hygrophila salicifolia)と、「ハイグロフィラ・ランセア(Hygrophila lancea)」がありますが、オギノツメと言えば多くはハイグロフィラ・サリチフォリアを指します。
また以前は、「ハイグロフィラ・アングスティフォリア(Hygrophila angustifolia)」と同じ種類とされていましたが、ハイグロフィラ・サリチフォリアの方がやや小型で、葉もテープ状です。
ここではハイグロフィラ・サリチフォリア(Hygrophila salicifolia)を解説しています。オギノツメの根茎は地下を匍匐、節から地上茎を直立し、高さ30~60cm、大きくなると約1.5mにもなります。
茎は頑丈でやや方形で、極めて細かい毛が生えます。オギノツメの葉は対生または時に三輪生。長楕円状披針形で鋭頭、狭脚、鋸歯縁、長さ3~15cm、幅0.5~3.5cm。
葉身と境界の不明瞭な1~3cmほどの葉柄があり、若い柄に徴毛があります。
個体群の差によって葉幅などが変化します。オギノツメの水中葉は柔軟となり、やや小さく長さ7~10cm、幅5~10mm位になります。オギノツメの花期は8~11月、上部の葉腋に径6mmの淡紅色~淡紫色の花を4~6個ほど輪生状につきます。
花は左右相称。花冠は2唇形または5裂。
花冠は筒状で先端へやや開き唇形、淡紫色です。
萼は緑色で5裂し、裂片は線状鋭頭の披針形です。
萼の基部には萼と同長の三角状楕円の苞葉がつきます。
雄しべは4または2、雌しべは1、子房上位。果実は細長い(唐辛子状)蒴果で、果実は熟すと2つに割れて、小さな種子を多数弾き飛ばします。キツネノマゴ科には、世界で約200属2000種以上あるといわれ、主に熱帯に分布し、一部温帯にも及びます。
特にこの中でオギノツメ属(ハイグロフィラ・Hygrophila)は「湿地を好む」の意味が示すように水生植物が多いです。
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水草の育て方2 (水草の育成)

オギノツメは水槽で水中葉としても育成できます。
二酸化炭素(Co2)を添加し、明るい照明下で栽培します。
とくに水上葉を水中葉に移行するときは、強めにした方がよいでしょう。
輸送時の悪条件によって下葉の落葉はありますが新しい茎や葉をのはして回復します。
オギノツメの水中葉は、水槽では全草柔軟化し、葉はテープ状になります。
二酸化炭素(Co2)添加や液肥の添加は有効です。オギノツメに耐寒性はありませんが、暖地では屋外で越冬します。

水草の増やし方

有茎水草の増やし方はいろいろあり、どの増やし方も簡単です。
最も一般的で、初心者の方にもおすすめの増やし方は「さし芽」によって繁殖させる方法です。
有茎水草がある程度伸びたら草体のほぼ真ん中で切ります。
茎の途中の節に根が出ている場合はその場所で切るのも良いでしょう。
切断する位置は茎の節の下から5mmほどの所です。
切り取った上の部分を底床に植えて固定すれば、やがて根付きます。
残った下部もまた同様に底床に植えて固定すれば、やがて脇芽を出して増やせます。
側枝を作る場合も多く、側枝が水面まで伸びてきたら、また茎節の下5mmの位置でカットして床砂に植えます。
こうしてどんどん増やすことができます。「取り木」よる方法もあります。
有茎水草が底床に根付いている状態で、そのまま茎を寝かせ、茎頂辺りを石などで軽く固定します。
すると、やがて茎節から新芽と根が出てきます。
新芽が5cmほどに生長したらそれぞれをカットし、新たに植え直します。

水草水槽のレイアウト

オギノツメはやや「ツー・テンプル」を思わせる、細めの長い葉をつけるハイグロフィラの仲間です。
オギノツメの水上葉は「テンプルプラント」に似て大型ですが、水中葉は葉が細くなり繊細な印象を受けます。
大型の水槽では中景から後景にまとめ植えでレイアウトすると良いでしょう。
明るい黄緑色の葉が美しいです。
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水草図鑑データ

名称 オギノツメ
学名 Hygrophila salicifolia
和名 オギノツメ(荻の爪)
別名 ハイグロフィラ・サリチフォリア、ハイグロフィラ・サリジフォリア
科名 キツネノマゴ科
原産 インド、東南アジア、日本(静岡県以西の本州と九州から沖縄)、インドネシア、オーストラリア、ニュージーランド
光量 普通 20W×2~4本
二酸化炭素 なるべく添加
水質 弱酸性~弱アルカリ性
硬度 軟水~中硬水
水温 20~28℃
形態 有茎水草
栽培難易度 普通

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