ヒドロトリケ・ホットニフローラ

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水草の育て方1 (水草の種類)

水草:ヒドロトリケ・ホットニフローラヒドロトリケ・ホットニフローラは、池沼などに生育する沈水~湿生植物です。
ハイグロフィラの仲間の多くは東南アジアを中心に分布していますが、この種は南米に産するとされている種類です。ヒドロトリケ・ホットニフローラが初めてヨーロッパに入ったのは1967年といわれます。
全草の姿は一見マツモに似ています。ヒドロトリケ・ホットニフローラは、自然では水上での茎が匍匐し、約1mに達し、輪生葉の直径は10cmに達します。水中では直立し25~50cmに及び、茎葉は明るい緑色で、茎は太さ2~3mm位の円柱形。
下部の各節より白根をだします。
葉は各節に8~17個輪生し、各菓片は線形で長さ2.5~3cm、幅1mm位、鈍頭、全縁。花序は水上に生じ、総状花序で各花は1~1.5cm位、白色で中央が黄色、花冠が5裂、基部は合着、等片5で短毛を密生します。熱帯魚ショップでの流通はあまりありません。

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水草の育て方2 (水草の育成)

ヒドロトリケ・ホットニフローラは、野生ではほとんど水中での生育が多いです。
栽培はアンプリアの場合とよく似ています。
適性水温は20~25℃といわれるのですが、実際は27℃でもよく生育します。
二酸化炭素(Co2)を添加する水槽では育成は容易、生育は速いです。
炭酸塩硬度が3~4ある水質を好むようです。

水草の増やし方

有茎水草の増やし方はいろいろあり、どの増やし方も簡単です。
最も一般的で、初心者の方にもおすすめの増やし方は「さし芽」によって繁殖させる方法です。
有茎水草がある程度伸びたら草体のほぼ真ん中で切ります。
茎の途中の節に根が出ている場合はその場所で切るのも良いでしょう。
切断する位置は茎の節の下から5mmほどの所です。
切り取った上の部分を底床に植えて固定すれば、やがて根付きます。
残った下部もまた同様に底床に植えて固定すれば、やがて脇芽を出して増やせます。
側枝を作る場合も多く、側枝が水面まで伸びてきたら、また茎節の下5mmの位置でカットして床砂に植えます。
こうしてどんどん増やすことができます。「取り木」よる方法もあります。
有茎水草が底床に根付いている状態で、そのまま茎を寝かせ、茎頂辺りを石などで軽く固定します。
すると、やがて茎節から新芽と根が出てきます。
新芽が5cmほどに生長したらそれぞれをカットし、新たに植え直します。

水草水槽のレイアウト

ヒドロトリケ・ホットニフローラは、アクアリウム向きの丈夫で美しい水草です。
比較的水槽での栽培にも向き、葉に入る緑色の濃淡の模様がとても美しいです。
脇芽をよく出し枝分かれするので、まとめ植えするとレイアウトに変化をつけることができます。
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水草図鑑データ

名称 ヒドロトリケ・ホットニフローラ
学名 Hydrotriche hottoniiflora.
和名
別名 ヒドロトリケ・ホットニフローラ
ヒドロトリケ・ホトニフローラ
科名 ゴマノバグサ科
原産 南米、マダガスカル
光量 普通 20W×2本
二酸化炭素 必ず添加
水質 弱酸性~弱アルカリ性
硬度 軟水~中硬水
水温 20~28℃
形態 有茎水草
栽培難易度 普通

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