アグラオネマ・クルティシイ

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水草の育て方1 (水草の種類)

水草:アグラオネマ・クルティシイアグラオネマ・クルティシイは直立性のアグラオネマで、葉長約30cm、幅10cm位になります。
草型はアグラオネマ・クコムターツムに似ています。アグラオネマ・クルティシイは草長70cmに達し、葉は長楕円形、革質、鋭頭、狭脚、全縁(ギザギザがない葉)。
青緑色の葉面の葉脈沿いに銀緑色の不規則な縞模様が入ります。なお、アグラオネマ・クルティシイの類似の種で銀緑色の縞が幅広くあちわれたものをアグラオネマ・シルバーキングと呼んで、別種として扱っています。
アグラオネマ・クルティシイはアグラオネマ・シルバーキングより葉が一回り大きくなります。
アグラオネマのうちアグラオネマ・クルティシイ(シルバークイーン)やシルバーキング、シルバープリンセスは細葉で銀青色が美しく、特にシルバーグループと呼ばれています。
先端が尖る長楕円型の葉は、青白色をおびた薄い緑色で側脈に沿った濃いグリーンの斑が入って美しく、観葉柄物として市販されています。
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水草の育て方2 (水草の育成)

アグラオネマ・クルティシイは耐陰性はかなりありますが、光線が足りないと株が軟弱になります。
水上でも高温多湿を好み、暖かい季節には時々肥料を与えます。
耐陰性が強いので周年、室内で育てることが望ましいです。
寒さには弱く、冬越しの温度は15℃以上必要です。

水草の増やし方

アグラオネマ・クルティシイは株分け、挿し木、取木で行います。
20℃以上あれば30~40日で発根します。有茎水草の増やし方はいろいろあり、どの増やし方も簡単です。
最も一般的で、初心者の方にもおすすめの増やし方は「さし芽」によって繁殖させる方法です。
有茎水草がある程度伸びたら草体のほぼ真ん中で切ります。
茎の途中の節に根が出ている場合はその場所で切るのも良いでしょう。
切断する位置は茎の節の下から5mmほどの所です。
切り取った上の部分を底床に植えて固定すれば、やがて根付きます。
残った下部もまた同様に底床に植えて固定すれば、やがて脇芽を出して増やせます。
側枝を作る場合も多く、側枝が水面まで伸びてきたら、また茎節の下5mmの位置でカットして床砂に植えます。
こうしてどんどん増やすことができます。「取り木」よる方法もあります。
有茎水草が底床に根付いている状態で、そのまま茎を寝かせ、茎頂辺りを石などで軽く固定します。
すると、やがて茎節から新芽と根が出てきます。
新芽が5cmほどに生長したらそれぞれをカットし、新たに植え直します。

水草水槽のレイアウト

アグラオネマ・クルティシイはアクアテラリウムやバルダリウム水槽にも活用できる美しい植物です。
水槽による水中育成が可能と思われるのですが、意外に難しく枯死する場合が多いです。
テラリウムの水上部に使用すると良く、鮮やかな色彩はひときわ目を引きます。
アグラオネマ・クルティシイは観葉植物として珍重され、耐陰性が強いため室内にも利用されます。
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水草図鑑データ

名称 アグラオネマ・クルティシイ
学名 Aglaonema `Silver Queen`
和名
別名 アグラオネマ・シルバークイーン、アグラオネマ・クルティシイ、アグラオネマ・クルティシイ
科名 サトイモ科
原産 ビルマ、スマトラ、ボルネオ
光量 普通 20W×2本
二酸化炭素 なし
水質 弱酸性~弱アルカリ性
硬度 軟水~中硬水
水温 20~28℃
形態 有茎水草
栽培難易度 難しい

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