ボーグハイグロフィラ

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水草の育て方1 (水草の種類)

水草:ボーグハイグロフィラボーグハイグロフィラはグリーンの葉を十字型に対生させるハイグロフィラの仲間です。
ハイグロフィラ・ビオラセアの別名を持ちます。
ボーグハイグロフィラ(BogHygrophila)の呼び名は、自生地で低湿地や沼地(Bog)などに生育しているハイグロフィラであることを表しています。ボーグハイグロフィラは一枚一枚大きな黄緑色の葉を付ける水草で緑色で薄い赤色が付くオーソドックスな容姿の水草です。
茎はやや硬く頑丈で、明るい緑色、ほぼ直立して成長します。
白い毛があり、節には洗紅色がにじむように見えます。
葉は対生、緑色で楕円状倒披針形、微毛または無毛で裏の面の葉脈には少し毛があります。
基の部分はクサビ形に細くなり翼がかって無柄または短柄、中央脈基部にはやや赤味があります。
水槽では緑色で、長楕円形の葉を十字に対生します。
水中葉は水上葉よりずっと小型です。あまリー般的な水草ではないですが水草の販売に力を入れている熱帯魚ショップなどでは比較的入手しやすいでしょう。
市販型は水上型で葉は硬く、全草に短い軟毛があります。
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水草の育て方2 (水草の育成)

ボーグハイグロフィラの育成は、二酸化炭素の添加や底床添加肥料を使用して育てほうが良いでしょう。
水上葉を水中葉に移行するには、光量、二酸化炭素(Co2)、肥料を多めに与えましょう。栽培はやや難しく、光量と二酸化炭素(Co2)を多くして底床添加肥料を与える必要があります。
水中の各節から根を出すことが少なく底床中にしか根を張らないため、底床中の肥料分が少なくなると、頂芽が白くなる白化現象が見られます。
こうした場合、液肥よりも底床中に肥料分を加えるようにします。また、伸び始めの水中葉はとても柔らかく、エビや熱帯魚が好んでかじるので、食べられるよりも早く生長させる必要があります。
水中葉が大きく育つとかじられにくくなります。

水草の育て方2 (水草の育成)

有茎水草の増やし方はいろいろあり、どの増やし方も簡単です。
最も一般的で、初心者の方にもおすすめの増やし方は「さし芽」によって繁殖させる方法です。
有茎水草がある程度伸びたら草体のほぼ真ん中で切ります。
茎の途中の節に根が出ている場合はその場所で切るのも良いでしょう。
切断する位置は茎の節の下から5mmほどの所です。
切り取った上の部分を底床に植えて固定すれば、やがて根付きます。
残った下部もまた同様に底床に植えて固定すれば、やがて脇芽を出して増やせます。
側枝を作る場合も多く、側枝が水面まで伸びてきたら、また茎節の下5mmの位置でカットして床砂に植えます。
こうしてどんどん増やすことができます。「取り木」よる方法もあります。
有茎水草が底床に根付いている状態で、そのまま茎を寝かせ、茎頂辺りを石などで軽く固定します。
すると、やがて茎節から新芽と根が出てきます。
新芽が5cmほどに生長したらそれぞれをカットし、新たに植え直します。

水草水槽のレイアウト

ボーグハイグロフィラはハイグロフィラの中では大きく、迫力がある水草です。
ジャイアントハイグロより幅の広い葉で成長も早いですが、古い葉が枯れやすく、草丈30cm以上になると美しく維持するのが難しくなります。
水中葉はライトグリーンなので、数本をまとめて植えると水槽に明るさを加えることができます。
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水草図鑑データ

名称 ボーグハイグロフィラ
学名 Hygrophila violacea
和名
別名 ボーグハイグロ
ハイグロフィラ・ビオラセア
科名 キツネノゴマ科
原産 南米、東南アジア
光量 強い 20w蛍光灯 3~4本
二酸化炭素 少なめ
水質 弱酸性~中性
硬度 軟水~弱硬水
水温 18~30℃
形態 有茎
栽培難易度 やや難しい

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