アポノゲトン・スタチオスポルス

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水草の育て方1 (水草の種類)

水草:アポノゲトン・スタチオスポルスアポノゲトン・スタチオスポルスはアポノゲトン・ウンデュラータスによく似ています。
根茎部より繁殖茎をだし、新植物体を胎生するのが特徴です。アポノゲトン・スタチオスポルスの草丈は90cmに達します。
長さ2~4cmの細長い塊茎を持ち、葉柄は長く50cm以上にも伸びます。
葉緑に軽いウェーブのある線状長楕円形グリーンの20~30cmの葉を付け、アポノゲトン・クリスプスに似た半透明の部分があらわれます。
緑色または黄緑色の葉は長い糸状の柄につき、葉身はやや鋭頭か鈍頭。広線状披針形。
基部はゆるいクサビ形、薄い膜質。
葉面平滑で葉縁はゆるく波打つ。
浮葉は楕円状卵形。アポノゲトン・スタチオスポルスの花は一本の穂状花序で小花は白色。
個々の花は、他種より大きいです。
花柄(花芽)をよく出し、水面上で他のアポノゲトンより個々に大きい花を持つ穂状集合花を見ることができ、このことから他種との区別も容易です。アポノゲトン・スタチオスポルスはスリランカ産のアポノゲトン・ウンデュラータスと同一種とされる場合もあります。
しかし、アポノゲトン・スタチオスポルスがマレーシアのジョホール地区産である点で、原産地に大きな隔たりがあります。
スリランカ、インドからマレーシアにかけて広い分布域を持っているのか、あるいは近似の別種なのかはわかっていません。
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水草の育て方2 (水草の育成)

アポノゲトン・スタチオスポルスは成長が速く、非常に丈夫な水草です。
最適な育成環境は弱酸性~中性の軟水で22~28℃ですが、pH5.5~7.8、強軟水~弱軟水、水温30℃でも育てることができます。

水草の増やし方

アポノゲトン・スタチオスポルスは塊茎から匍匐枝を出して、小株を形成します。葉数が20枚以上になる頃には、塊茎から匍匐枝を出して幼植物をつくります。
幼植物の葉が10cm程度に成長する頃には、直径1cmくらいの新しい塊茎ができます。
これを匍匐枝の部分と切断して親株から分離し、底床に植え込み、強めの光で育てると、2~3カ月後には親株と同じ位の大きさに成長します。
植えた当初は、葉柄の短い葉を出していますが、次第に葉柄を長くし葉は水面にまで達します。
その後は光線を弱くしても十分成育します。
底床に肥料を入れると良いです。

水草水槽のレイアウト

アポノゲトン・スタチオスポルスは大型のアポノゲトンであるため高さ60cmの水槽でも、葉体は水面を覆い、水槽正面からは葉柄が見えるだけです。
このような事から、アクアリウムにレイアウトするには使い方の難しい水草です。
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水草図鑑データ

名称 アポノゲトン・スタチオスポルス
学名 Aponogeton stachyosporus.
和名
別名 アポノゲトン・スタキオスポルス
科名 アポノゲトン科
原産 マレーシア(ジョホール地区)
光量 普通 20W×2~4本
二酸化炭素 なるべく添加
水質 弱酸性~中性 pH6.5~7.0
硬度 軟水
水温 22~28℃
形態 ロゼット状
栽培難易度 容易

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