水草の育て方1 (水草の種類)
アポノゲトン・マダガスカリエンシスはレースプラントとも呼ばれ、マダガスカル産の珍水草の1種です。
アポノゲトン・マダガスカリエンシスは葉が網目状になる非常に変わった形態を持つ水草で世界でもマダガスカルにしか分布していない特殊な環境に適応した種類です。
アポノゲトン・マダガスカリエンシスは特徴的な網目状の葉を繁茂させる、アポノグトン属を代表する水草ともいえます。アポノゲトン・マダガスカリエンシスは交雑種が多いですが、に3タイプのレースプラントがあります。
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水草の育て方2 (水草の育成)
アポノゲトン・マダガスカリエンシスは軟水を好み、水中の硝酸塩濃度を低く喜「えることで、美しい葉を伸長させます。
頻繁な水換えもアポノゲトン・マダガスカリエンシスの育成に効果的です。アポノゲトン・マダガスカリエンシスの育成は難しく、水質が塩分やカルシウム分などを含まない軟水で水温が低いことが重要で、葉を2枚から多い敵には30枚ほど出した後に休眠期があり、生長が止まり、葉が茶色くなって枯れるのですがこれは異常ではなく、通常のサイクルで起こる植物の生理現象です。アポノゲトン・マダガスカリエンシスの適応範囲はpH5.5~ 7.5、強軟水~中軟水、水温17~26℃ と他の水草に比して狭いです。
20~23℃ の水温で育てるのが最も育てやすく、休眠後の成育状態も良く、長期にわたって楽しませてくれる水草です。活力を十分に蓄えた塊茎を持つ株は、適応範囲外でも十分に成育し、花芽をあげて開花しますが、活力のない株は、育成最適値外では葉の成長が悪く、花を開かないまま休眠期に入り、十分に成長させることは困難です。
特に、弱硬水で水温27℃を超えると、この現象は著しいです。
レースプラントを水槽内で美しく育てるには、炭酸硬度を5dH以下にし、水流を弱くするのが良く、無水流下では特に美しい葉の成長を見ることができます。また、水温は20~23℃位が最も良い状態を保ちながら成長し、最盛期を長く保つことができ、さらに休眠後の再発芽も容易で、2~3年楽しませてくれます。アポノゲトン・マダガスカリエンシスは光量は必ずしも高光量を望まず、低光量下で十分に育成できます。
硬度は軟水に留めるべきであり、水道水による早目の水替えで二酸化炭素(Co2)の補給を行なうのが良いです。
休眠期後の再育成を良くするために、底床への追肥が有効です。
1度根付いた株の植え変えは避けなければなりません。アポノゲトン・マダガスカリエンシスには休眠期があり、最盛期を迎えた株は花芽を上げて、水面上でV字型に開花します。
そして、結実後、休眠期に入ります。
休眠期に入った株はそのまま放置しても、2~ 3カ月後に再び新しい芽を出します。
水槽から塊茎を取り出して乾燥しないようにポリ袋に入れ、冷蔵保存して2~ 3カ月後に植えるのも良いです。
水草の増やし方
アポノゲトン属は、水生で水面に穂状花序を出して受粉した後、種子繁殖をおこなうのが通常です。
水草水槽のレイアウト
アポノゲトン・マダガスカリエンシスは水槽でも特徴的なレース状の葉が楽しめます。
アポノゲトン・マダガスカリエンシスの特徴を生かした植え方は難しいです。
なぜならアポノゲトン・マダガスカリエンシスが特有の個性を有しているため、植え方によっては全く意味のない水草になってしまう場合が多いからです。
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水草図鑑データ
名称 | アポノゲトン・マダガスカリエンシス |
学名 | Aponogeton madagascariensis |
和名 | アラメレースソウ、ヒロバレースソウ、ホソバレースソウ |
別名 | アポノゲトン・フェネストラリス、 アポノゲトン・ヘンケリアヌス、 アポノゲトン・ベルニエリアヌス マダガスカル・レースプラント |
英名 | Madagascar Lace Plant |
科名 | アポノゲトン科 |
原産 | マダガスカル |
光量 | 普通 20W×2~4本 |
二酸化炭素 | 必要 |
水質 | 酸性~弱アルカリ性 |
硬度 | 軟水 |
水温 | 19~26℃ |
形態 | ロゼット状 |
栽培難易度 | 難しい |
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