水草の育て方1 (水草の種類)
エキノドルス・オリエンタルは赤味を帯びたグリーンの長卵形の葉が特徴の美しい水草です。
新芽の葉色が透明に近い明るいピンクになる水草は珍しく、新葉の色は、成長とともにピンクの葉はしだいに深い赤に変わり最終的には暗い緑になる珍しいエキノドルスです。エキノドルス・オリエンタルの様な改良品種全般に対して言えることですが、水中葉は他種との区別がつきにくくなります。
エキノドルス・オリエンタルの草丈は15~30cmで草体はエキノドルスの中では小さめです。
育成は容易ですが成長は極めて緩やかな水草です。エキノドルス・オリエンタルは日本に1990年代前半から輸入されるようになった水草で、主にポット入りの水上葉が入荷されています。エキノドルス・オリエンタルは改良品種の水草ですが、デンマークのトロピカ社が作出したと言われる改良品種と、シンガポールのファームで固定された改良品種があります。
1つは「エキノドルス・ホレマニーレッド」と「エキノドルス・ホリゾンタリス」を交配したときに得られた苗の中から新葉がビンク色になる個体を選別、選定した品種の水草で、この交配の組み合わせからは他に「エキノドルス・ローズ」もあります。
もう1つは「エキノドルス・ローズ」の変異株を固定した品種の水草です。
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水草の育て方2 (水草の育成)
エキノドルス・オリエンタルの育て方はエキノドルス特有の育成条件がそのままあてはまりますので、育成条件が揃っていればそれほど難しくは無いでしょう。
ソイル、砂どちらでも育成可能です。
生長速度はゆっくりしています。
水上葉から水中葉に移行する時はCO2を添加しないと水中葉が伸びる前に水上葉が枯れることがあります。
底床肥料とCo2を多めに添加して、光量を強くすると、次々に水中葉を伸ばしてくれます。
エキノドルス・オリエンタルは環境の変化に弱い面があるので、適性な水質の維持、底床添加肥料の使用、明るい照明、二酸化炭素の添加をおすすめします。
本来の美しさを引き出すにはCO2の添加と底床添加肥料、明るめの照明が必要です。
水草の増やし方
エキノドルス・オリエンタルの増やし方は花茎上の不定芽を切りはなす方法です。
水草水槽のレイアウト
エキノドルス・オリエンタルの水草水槽のレイアウトは中景から後景に向いています。また一本植えとして水草水槽にレイアウトするとセンタープラントとして見ごたえがあります。エキノドルス・オリエンタルは上手く育成するとオリエンタルの名に相応しい綺麗なピンクの葉をだして水景のポイントとなってくれます。光を十分に当たるように配慮して水草水槽にレイアウトしましょう。
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水草図鑑データ
名称 | エキノドルス・オリエンタル |
学名 | Echinodorus “Oriental” |
和名 | |
別名 | |
科名 | オモダカ科 |
原産 | 改良品種 |
光量 | 強い |
二酸化炭素 | 多い(20w蛍光灯×3~4本) |
水質 | 弱酸性~中性 |
硬度 | 軟水~弱硬水 |
水温 | 20~28℃ |
形態 | ロゼット |
栽培難易度 | 容易 |
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