イエローアマニア(アマニア・ラティフォリア)

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水草の育て方1 (水草の種類)

水草:イエローアマニア(アマニア・ラティフォリア)イエローアマニアと呼ばれる水草には3種類あります。
「アマニア・ラティフォリア (Ammannia latifolia)」
「ネサエアベディケラータ (Nesaea pedicellata)」
「グランデュローサ (Ammania gracilis forma glandulosa)」ここでは「アマニア・ラティフォリアAmmannia latifolia」について解説しています。アマニア・ラティフォリアは一般にイエローアマニアと呼ばれている水草です。
イエローアマニアは赤味の強い黄色い葉が特徴の水草で、太い茎の節間が非常に短く美しく条件によっては茎の色までもが緑から赤くなるめずらしい水草です。
イエローアマニアの他の水草にはない独特の色彩と形状は、アクアリストであれば誰もがぜひ育てたい水草です。葉は先端の尖った細長い形をしています。
葉は対生、通常茶緑色で無柄無毛、葉身は長楕円形または楕円状倒披針形で鈍頭、やや狭脚、全縁です。
葉の長さは2~4.5cm、幅約1~1.5cmです。
茎は細く、径約1mm前後、下部は匍匐し、茎上部は斜上または直立します。イエローアマニアの花は直径約6mmで対生葉の両葉の腋にそれぞれ通常3個からなる腋生の散形花序を作ります。
花柄の長さは約1~12mmで、花弁は赤紫色の4弁、等片4枚で花後宿存しています。
雄しべは4個で1個の雌しべを囲む花糸は長く、約3mmでよく目立ちます。アマニア・セネガレンシスやアマニア・グラキリスより小型で一見して見分けられますが、特に明確な区別点は、花が小型で雄しべが長く花弁より突き出る点です。イエローアマニアは近年になって人気が高く、コンスタントに輸入されるようになりましました。
数年前までは水上葉の入荷が多かったが最近では水中葉も入荷されるようになりましました。
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水草の育て方2 (水草の育成)

イエローアマニア「アマニア・ラティフォリアAmmannia latifolia」は水槽内で伸びた新芽は非常に丈夫ですが、水質の急激な変化には敏感です。
上部に育てるには購入後に水あわせをすると良いです。
またイエローアマニアの育成には高濃度の二酸化炭素(Co2)を添加も有効です。

水草の増やし方

イエローアマニアの増やし方は簡単です。
草数を殖やすには、草文が15cmほどに達した時点で頂葉から7~8を切り取り、明るい場所に植えるとよいでしょう。
もとの葉からは側芽が伸びます。

水草水槽のレイアウト

イエローアマニアは状態よく育つと、その美しさにだれもが魅了されます。イエローアマニアはアクアリウムのレイアウトでは中景~後景に用いられ、センタープランツとしても十分な美しさと迫力があります。
また4~5本の区画でも見事なポイントになります。イエローアマニアは色彩、形状ともに装飾的な効果をあげることができる、美しい水草です。
高濃度の二酸化炭素(Co2)と強い光量の条件下では、水上葉に匹敵するほど太く立派な水草になるので非常に見応えがあります。
水中葉が赤く染まる立派な姿や、斜め上方に伸びる葉の美しさは、見る人の目を引きつけます。イエローアマニアは水中葉を左右に大きく伸ばし、全草が水中葉になると栽培は比較的容易です。
水面目指して直立して生長するので、きれいにまとめ植えすると、水草レイアウトではとても目を引く存在になります。
非常に装飾的な赤系の有茎水草で、やや斜め上に向かって直線的に付く葉は他の水草にないシャープな美しさで、ダッチアクアリウムでは傾斜状にレイアウトし、レイアウト全体を引き締める区画として用いられます。
ただ、過密な密植には向かないので大きく育ってきたら間隔を開けながら早めに植え直したほうがよいでしょう。
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水草図鑑データ

名称 イエローアマニア(アマニア・ラティフォリア)
学名 Ammannia latifolia
和名
別名
科名 ミソハギ科
原産 アフリカ
光量 普通 (20w蛍光灯3~4本
二酸化炭素 多い
水質 弱酸性~中性
硬度 軟水~弱硬水
水温 22~24℃
形態 有茎
栽培難易度 普通

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