水草の育て方1 (水草の種類)
ロタラ・マクランドラ斑入りは色彩的に赤系水草の中で最も美しい草姿の水草で、「ロタラ・マクランドラ」の斑入りです。
熱帯魚ショップなどでは「ロタラ・マクランドラ」は「レッドリーフ・バコパ」の名前で販売されている水草です。
水槽育成は原種の「ロタラ・マクランドラ」よりやや難しく、また黄白色の斑がはっきり現れない場合もありますが一度は美しく育ててみたい非常に繊細で美しい水草です。原種の「ロタラ・マクランドラ」はインド及びインドシナ半島が原産ですが、ロタラ・マクランドラ斑入りはシンガポールのオリエンタルアクアリウム社が独自に作出したといわれる改良品種です。
1990年代の初め頃から輸入されるようになりましたが、入荷量が非常に少なく、なかなか手に入りません。
原種と異なる所は葉脈に沿って黄白色が鮮明にあらわれ、斑入りとなる点です。葉はほぼ円形で知醜やや抱茎で直径1.2~1.5cm位で対生し紅緑色をしています。一般の熱帯魚ショップなどで見かけることはあまりありません。
まだ大量栽培が行われていないため、輸入量が少ないです。
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水草の育て方2 (水草の育成)
ロタラ・マクランドラ斑入りは水槽内でその斑を維持するのはきわめて難しいです。
育成自体も難しい種類なので、美しく育てるにのはさらに難しい水草と言えるでしょう。
真っ赤で、斑もくっきり入っているロタラ・マクランドラ斑入りを育てるには水草育成の技術力が相当必要です。ロタラ・マクランドラ斑入りは水槽内で3週間ほど育成すると、徐々に斑が消失してしまうことがあります。
水草ファームでは、太陽光に過度の肥料を用いて育成しているようです。綺麗に斑を入れるには、肥料と照明がポイントです。
低めの水温で育成します。
肥料少なめ、光量は弱めのほうがきれいに斑が入る場合もあります。水中葉は柔らかく取りあつかいには注意が必要です。
水草の増やし方
有茎水草の増やし方はいろいろあり、どの増やし方も簡単です。
最も一般的で、初心者の方にもおすすめの増やし方は「さし芽」によって繁殖させる方法です。
有茎水草がある程度伸びたら草体のほぼ真ん中で切ります。
茎の途中の節に根が出ている場合はその場所で切るのも良いでしょう。
切断する位置は茎の節の下から5mmほどの所です。
切り取った上の部分を底床に植えて固定すれば、やがて根付きます。
残った下部もまた同様に底床に植えて固定すれば、やがて脇芽を出して増やせます。
側枝を作る場合も多く、側枝が水面まで伸びてきたら、また茎節の下5mmの位置でカットして床砂に植えます。
こうしてどんどん増やすことができます。「取り木」よる方法もあります。
有茎水草が底床に根付いている状態で、そのまま茎を寝かせ、茎頂辺りを石などで軽く固定します。
すると、やがて茎節から新芽と根が出てきます。
新芽が5cmほどに生長したらそれぞれをカットし、新たに植え直します。
水草水槽のレイアウト
ロタラ・マクランドラ斑入りは非常に繊細で美しい水草です。
しかも、輸入量が少ないため入荷量が非常に少なく、なかなか手に入りません。
さらに、ロタラ・マクランドラ斑入りを美しく育てるには水草育成の技術力が相当必要です。
ですからロタラ・マクランドラ斑入りが水槽にレイアウトされているだけで非常に価値があるといえるでしょう。
これだけの価値ある水草ですからぜひ一番目立つ場所にレイアウトしましょう。
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水草図鑑データ
名称 | ロタラ・マクランドラ斑入り |
学名 | Rotala macrandra forma variegatus Rotala macrandra Varregated |
和名 | |
別名 | ロタラ・マクランドラ・パリエゲイタス ロタラ・パリエゲイタス ロタラ・マクランドラ斑入り レッドリーフ・バコパ斑入り フイリロタラマクランドラ フイリマクランドラ フイリロタラ・マクランドラ 斑入りロタラマクランドラ 斑入りマクランドラ マクランドラ・斑入り |
科名 | ミソハギ科 |
原産 | 改良品種 |
光量 | 強い |
二酸化炭素 | 多い |
水質 | 弱酸性~中性 |
硬度 | 軟水~中硬水 |
水温 | 20~28℃ |
形態 | 有茎 |
栽培難易度 | 難しい |
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