ラガロシフォン・マダガスカリエンシス

水草の育て方1　（水草の種類）

ラガロシフォン・マダガスカリエンシスは1990年代になってから日本に紹介されたマダガスカル原産の有茎水草です。
ラガロシフォン・マダガスカリエンシスは近年になって日本に紹介された、ごく新しいラガロシフォンの仲間の水草です。
「ラガラシフォン・マヨール」よりもさらに細い線状の葉を輪生させ、側枝を伸ばします。水面を目指してすらりと立ち上がるように育つ草体はとても美しいです。ジャイアントマヤカに似ていますが線形の葉は輪生で、一部分が互生しています。
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水草の育て方2　（水草の育成）

ラガロシフォン・マダガスカリエンシスは入荷直後は茎が弱っていて溶けやすく、底床に植えても2～3日で浮いてしまうことがあります。
その時は植え直してCO2を多めに添加すると、水面に向かって生長し、側枝を数多くのばします。ラガロシフォン・マダガスカリエンシスは生長が早く、肥料不足になりやすいため、こまめに液肥を添加しましょう。
適度な液肥、二酸化炭素の添加が効果的です。
二酸化炭素(Co2)を添加する中性～弱酸性の水質なら育成はさして難しくはありません。
育成条件の急変で、茎頂部を残して枯れることがあります。

水草の増やし方

ラガロシフォン・マダガスカリエンシスは生長も早く、繁殖力もさかんです。有茎水草の増やし方はいろいろあり、どの増やし方も簡単です。
最も一般的で、初心者の方にもおすすめの増やし方は「さし芽」によって繁殖させる方法です。
有茎水草がある程度伸びたら草体のほぼ真ん中で切ります。
茎の途中の節に根が出ている場合はその場所で切るのも良いでしょう。
切断する位置は茎の節の下から5mmほどの所です。
切り取った上の部分を底床に植えて固定すれば、やがて根付きます。
残った下部もまた同様に底床に植えて固定すれば、やがて脇芽を出して増やせます。
側枝を作る場合も多く、側枝が水面まで伸びてきたら、また茎節の下5mmの位置でカットして床砂に植えます。
こうしてどんどん増やすことができます。「取り木」よる方法もあります。
有茎水草が底床に根付いている状態で、そのまま茎を寝かせ、茎頂辺りを石などで軽く固定します。
すると、やがて茎節から新芽と根が出てきます。
新芽が5cmほどに生長したらそれぞれをカットし、新たに植え直します。

水草水槽のレイアウト

ラガロシフォン・マダガスカリエンシスは水面を目指してすらりと立ち上がるように育つ草体はとても美しいものがあります。
ラガロシフォン・マダガスカリエンシスはいろいろな方向に伸びていくので、レイアウト水槽で使用する場合には、中景に植えて、伸びすぎる前にトリミングしましょう。
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水草図鑑データ

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