水草の育て方1 (水草の種類)
バリスネリア・ルブラは近年比較的新しく紹介されたバリスネリアで、「ジャイアント・バリスネリア」の変種と言われる水草です。
東南アジアが原産で、キューバ産のタイガーバリスネリアが赤色系の発色が強いので、何らかのかかわり合いがあるのではないかとも考えられています。
バリスネリア・ルブラは、原種の「ジャイアント・バリスネリア」と同様に大型で赤色の強い茶緑色になります。
特に光の強い水面近くの葉槍部の赤色が鮮やかです。「バリスネリア・スピラリス」によく似た沈水性水草で「バリスネリア・スピラリス」よりわずかに幅が広く、やや大型です。
水槽育成したものは、「バリスネリア・スピラリス」と殆ど区別することができません。
なお、「タイガーバリスネリア」をバリスネリア・ルブラと呼ぶこともあります。バリスネリア・ルブラは最近になって少数ずつですがコンスタントに輸入されるようになってきました。
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水草の育て方2 (水草の育成)
バリスネリア・ルブラは入荷時には「バリスネリア・スピラリス」と同様の形をしていますが、二酸化炭素(Co2)を添加して10日ほどすると赤く美しい葉が伸びてきます。
二酸化炭素(Co2)なしでも1ヶ月ほどで30cmの葉が5~6枚ほど伸びてきます。
バリスネリア・ルブラの美しい赤色を強調するには光量を強くするのがポイントになります。
水草の増やし方
バリスネリア・ルブラは文夫で育てやすく、増やし方は簡単です。
植えて1~2ヶ月を経過する頃には葉腋部から底床上を横走するランナーを出して次々に子株をつくって繁殖します。
水草水槽のレイアウト
単調な緑色のバリスネリアの中で、異彩を放つ1種として貴重です。
後景としても、センタープランツとしてもレイアウトすることができます。
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水草図鑑データ
名称 | バリスネリア・ルブラ |
学名 | Vallisneria Gigantea var. rubra |
和名 | |
別名 | ルブラテープグラス レッドバリスネリア |
科名 | トチカガミ科 |
原産 | 東南アジア |
光量 | 強い |
二酸化炭素 | 普通 |
水質 | 弱酸性~弱アルカリ性 |
硬度 | 中硬水~硬水 |
水温 | 18~30℃ |
形態 | テープ状 |
栽培難易度 | 普通 |
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