水草の育て方1 (水草の種類)
ポタモゲトン・マスカレンシスは濃緑色~褐色の長さ3~4cmの線形葉を互生させる、改良品種の沈水性多年草です。
水面に近づくと、項葉が褐色になります。
ポタモゲトン・マスカレンシスはポタモゲトン マスカルエンシスとも呼ばれることもあります。
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水草の育て方2 (水草の育成)
ポタモゲトン・マスカレンシスは育成が比較的難しいと言われる水草のひとつですが、強い光と多めの二酸化炭素(Co2)を添加すると、水面に向かってよく伸びます。
ポタモゲトン・マスカレンシスは栽培の難しい種類で、多めの光量と底床中の十分な肥料を必要とします。
微量養分の違いによって葉色は赤みを帯びることがありますが、項芽だけが葉色を変化させ、全草が赤くなることはありません。
水草の増やし方
ポタモゲトン・マスカレンシスは地下茎によって子株を出します。
ポタモゲトン・マスカレンシスは子株の出現する間隔が広く、区画以外の場所まで入り込むことがあるので、地下茎の先端をカットして、それ以上地下茎を仲ばさないようにします。有茎水草の増やし方はいろいろあり、どの増やし方も簡単です。
最も一般的で、初心者の方にもおすすめの増やし方は「さし芽」によって繁殖させる方法です。
有茎水草がある程度伸びたら草体のほぼ真ん中で切ります。
茎の途中の節に根が出ている場合はその場所で切るのも良いでしょう。
切断する位置は茎の節の下から5mmほどの所です。
切り取った上の部分を底床に植えて固定すれば、やがて根付きます。
残った下部もまた同様に底床に植えて固定すれば、やがて脇芽を出して増やせます。
側枝を作る場合も多く、側枝が水面まで伸びてきたら、また茎節の下5mmの位置でカットして床砂に植えます。
こうしてどんどん増やすことができます。「取り木」よる方法もあります。
有茎水草が底床に根付いている状態で、そのまま茎を寝かせ、茎頂辺りを石などで軽く固定します。
すると、やがて茎節から新芽と根が出てきます。
新芽が5cmほどに生長したらそれぞれをカットし、新たに植え直します。
水草水槽のレイアウト
ポタモゲトン・マスカレンシスは二酸化炭素(Co2)を添加すると、葉から酸素を出す様子がよく見える水草です。
他の水草とは異なる一風変わった姿をしているので、レイアウト水槽では中景―後景のポイントとして使用できます。
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水草図鑑データ
名称 | ポタモゲトン・マスカレンシス |
学名 | Potamogeton mascarensis |
和名 | |
別名 | ポタモゲトン マスカルエンシス |
科名 | ヒルムシロ科 |
原産 | 改良品種 |
光量 | 強い |
二酸化炭素 | 少なめ |
水質 | |
硬度 | |
水温 | 22~28℃ |
形態 | 有茎 |
栽培難易度 | 容易 普通 |
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