“ヒルムシロ科 (Potamogetonaceae) 単子葉植物の科で、水中(淡水または汽水)に生育する多年草からなります。世界に8属120種知られ、淡水生では浮葉性または沈水性のヒルムシロ属に約100種、汽水生では沈水性のカワツルモ属に5種あります。特にヒルムシロ属が多く60種ほどあり、世界に広く分布します。すべて水草で、葉は糸状または扁平(へんぺい)。水中葉と浮葉があります。淡水または半塩水中に生育する多年草。雌雄同株または異株で穂状または散房花序をつくります。花序は穂状または散房状、花被片はありません。雄しべと雌しべは1~4本、葯隔がときに花被片状になります。子房は上位。果実内に1個の種子ができ、胚乳はありません。イトクズモ科はごく近縁の科で、ヒルムシロ科に含めることもあります。”
ホソバミズヒキモ
ホソバミズヒキモは全国各地の湖沼やため池および小川の浅水中に群生する浮葉性の多年草です。
フトヒルムシロ
フトヒルムシロは全国各地の特に山間部の湖沼、ため池、小川などに群生する浮葉植物、多年草です。
ササバモ
ササバモは日本の関東以西に群生する、沈水性~浮葉性の多年草です。
イトモ
イトモは日本を含む全世界各地の池沼やため池、小川などの浅水中に群生する沈水性の多年草です。
イトヤナギモ
イトヤナギモは日本を含む全世界各地の池沼やため池、小川などの浅水中に群生する沈水性の多年草です。
ポタモゲトン・ガイー
ポタモゲトン・ガイーはヤナギモに似た極めて細身の水草です。
エビモ
エビモは池、溝、あるいは小川などの流水中に生え、群落を作ります。
ヒルムシロ
ヒルムシロは、ため池、河川、水路、水田などに生育する浮葉植物の多年草です。
ヤナギモ
ヤナギモは、小川や年中水の絶えない細流に群生する、沈水性の多年草です。
ヒロハノエビモ
ヒロハノエビモは湖や池沼、小川などに見られる沈水性の多年草です。