ヤナギモ

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水草の育て方1 (水草の種類)

水草:ヤナギモヤナギモは、小川や年中水の絶えない細流に群生する、沈水性の多年草です。
日本でも河川中流から下流域、用水路などに自生していて、あまり水の冷たいところでは見かけません。
ヤナギモは、流れのある環境を好み、流れに沿ってかなりの長さに成長します。
ヤナギモは、「エビモ」とならんで、普通種とされていましたが、近年の環境変化で見かけることが少なくなりました。ヤナギモは先端が尖る線型ダークグリーンの葉を互生させます。
ヤナギモの葉は細長く、すべて沈水葉です。
葉は褐線色で互生し無柄、葉身は長さ5~10cm、幅3mm以下で線形、全線、鋭尖頭で托葉があります。
托葉(たくよう)は、葉の付け根にある葉状やとげ状の構造物です。
葉が細く、浮葉を形成しない点などは、水の流れが比較的速い場所における生育に適しています。ヤナギモの茎は細く、径約1mm位、やや扁平で時々分岐します。ヤナギモは春~夏にかけ長さ2~5cmの花茎を水面上に出して穂状花序をつけます。
茎項部葉腋に短い穂状花序を作り、黄緑色の小花が咲きます。
秋、短い枝が分離して不完全な殖芽となり、越冬します。ヤナギモの名前の由来は柳の葉に似ていることからこの名があります。
笹の葉にも見える事から別名ササモとも呼ばれます。
学名Potamogeton oxyphyllusの、「oxyphyllus」は「鋭形葉の」という意味です。センニンモに似ていますが、ヤナギモは葉がノコギリ状(鋸歯)になってますが、センニンモは鋸歯になっていません。近似種に「エゾヤナギモ(別名アカンコモ)」、ヤナギモと「エゾヤナギモ」の交雑種と考えられているものに「アイノコヤナギモ(別名エゾササモ)」があります。熱帯魚ショップには水中葉で入荷します。

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水草の育て方2 (水草の育成)

ヤナギモは、ササバモを細くしたような形状で栽培条件も同様ですが、ヤナギモの方が育成は容易です。
蛍光灯の水槽でも育成が可能で、丈夫で育てやすいです。
ヤナギモは、水槽栽培では、強光及び二酸化炭素(Co2)が有効で弱酸性を好みます。
適度な二酸化炭素(Co2)と光量があれば、肥料があまりなくても生長します。ただし、水槽内では導入初期にやや育成が難しく、条件が合わないと茎の下の方や葉から枯死してきます。
特に高水温期に導入する場合は注意が必要です。
これを防ぐためには比較的低水温で保つこと、光量を上げること等の配慮が必要です。
水槽環境になれるとかなりのペースで成長します。

水草の増やし方

ヤナギモは、所々の節で分岐し、繁殖力は旺盛です。
地下茎で繁殖する性質があり新芽が各所から出ます。有茎水草の増やし方はいろいろあり、どの増やし方も簡単です。
最も一般的で、初心者の方にもおすすめの増やし方は「さし芽」によって繁殖させる方法です。
有茎水草がある程度伸びたら草体のほぼ真ん中で切ります。
茎の途中の節に根が出ている場合はその場所で切るのも良いでしょう。
切断する位置は茎の節の下から5mmほどの所です。
切り取った上の部分を底床に植えて固定すれば、やがて根付きます。
残った下部もまた同様に底床に植えて固定すれば、やがて脇芽を出して増やせます。
側枝を作る場合も多く、側枝が水面まで伸びてきたら、また茎節の下5mmの位置でカットして床砂に植えます。
こうしてどんどん増やすことができます。「取り木」よる方法もあります。
有茎水草が底床に根付いている状態で、そのまま茎を寝かせ、茎頂辺りを石などで軽く固定します。
すると、やがて茎節から新芽と根が出てきます。
新芽が5cmほどに生長したらそれぞれをカットし、新たに植え直します。

水草水槽のレイアウト

ヤナギモは、熱帯産水草で見慣れたアクアリウムには、新鮮さを与えてくれます。日本に自生する繊細な印象を受ける有茎種で、和風レイアウトに最適です。水槽の中央よりサイドなどにレイアウトしたほうが形状の特性を生かせるのですが、光量不足に注意します。やや小型で節間もそれほど伸びず、レイアウトに使用しやすいですが地下茎で繁殖するため、景観を乱すようならトリミングを行うと良いでしょう。

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水草図鑑データ

名称 ヤナギモ
学名 Potamogeton oxyphyllus Miq.
和名 ヤナギモ(柳藻、馬藻)
別名 ササモ
科名 ヒルムシロ科
原産 東アジア、日本(北海道、本州、四国、九州)、朝鮮半島、中国大陸
光量 普通 20W×2~4本
二酸化炭素 必要なし~少なめ
水質 弱酸性~弱アルカリ性
硬度 軟水~中硬水
水温 20~28℃
形態 有茎水草
栽培難易度 容易

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