水草の育て方1 (水草の種類)
モスボールはヨーロッパ産のマリモでオランダのファームで養殖されて日本に来ます。
「マリモ」は日本の阿寒湖のものが天然記念物に指定されていますが、世界的に見るとヨーロッパ各地にも同種ではないですが近いものが生育しています。
モスボールは北海道に自生している「マリモ」に外観が似ているため、「セイヨウマリモ」「西洋マリモ」「オランダマリモ」の名でも呼ばれています。
入荷するのは、シンガポールのオリエンタル社やオランダのアクアフローラ社のもので、1990年代半ば頃に日本に紹介されました。
アクアフローラ社のものには「chladoflora」という名がついています。
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水草の育て方2 (水草の育成)
モスボール栽培の上で一番注意する点は水温です。
モスボールは高温に弱いのです。
光量は蛍光灯1~2灯の明るさがあれば大丈夫です。
まずモスボールの病気は発生を防ぐことが肝心です。
モスボールが一回病気になって完治する確率はとても低いですから日常の水替えなどの健康管理がとても大切です。
水草の増やし方
モスボールは自然界では栄養生殖によって増えていますが、人工的な繁殖方法はわかりません。
水草水槽のレイアウト
モスボールの草体は非常に特徴のある球形で、水草水槽のレイアウトではかわいらしいマスコットとしても有効です。レイアウトは前景に置くだけで植え込みの必要もなく、またトリミングも不要である為、管理が簡単です。モスボールはレイアウト水槽にポイントとして入れても良く、単体で瓶に入れて育ててもよく使い方は色々です。水草水槽のレイアウトでは有茎の水草をレイアウトの主体にして、流木や石を適度に組み合わせたレイアウトを作ると、和風イメージの水草水槽レイアウトが作れます。和風イメージの水草レイアウトには、ウィローモスやミクロソリウムなどの落ち着いたイメージを持つ水草を使用すると、わびさびのイメージが強いレイアウトを作ることができます。
水草図鑑データ
名称 | モスボール |
学名 | Aegagropila linnaei |
和名 | 西洋マリモ |
別名 | セイヨウマリモ オランダマリモ ヨーロピアンモスボール |
科名 | シオグサ科 |
原産 | ヨーロッパ |
光量 | 少ない 20w蛍光灯1~2灯 |
二酸化炭素 | 必要なし |
水質 | 弱酸性~弱アルカリ性 |
硬度 | 硬水 |
水温 | 12~30℃ |
形態 | コケ |
栽培難易度 | 普通 |
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