アヌビアス・アフゼリー

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水草の育て方1 (水草の種類)

水草:アヌビアス・アフゼリーアヌビアス・アフゼリーは河川などに生育する沈水~湿生植物です。アヌビアス・アフゼリーは西アフリカのセネガル及びギニア地方の、小川などの水辺の岩上や流木に着生しています。
増水期には水没し、乾季は水面上や水辺で生育します。アヌビアス・アフゼリーは水上葉ではやや大型になるアヌピアスの仲間で、草丈は水上では草丈25~70cm。
葉は長さ15~30cm、幅3~10cm、産地や個体群の差によって変異が大きいですね。アヌビアス・アフゼリーは水辺の岩上などに匍匐する根茎から白く太い頑丈な根を伸ばし着生します。
匍匐する地上茎は太く頑丈で、節より太い根をだして岩石などに着生し、通常、茎は直立せず、最項部がやや斜上します。アヌビアス・アフゼリーの葉は根生状で密に互生し、直立または斜上します。
葉柄は葉長より短く約10~20cmもやや硬質で基部は鞘状で茎を抱く。
葉は革質、長楕円状、長倒披針形、鋭頭、狭脚、全縁(ギザギザがない葉)。
葉長12~30cm、葉幅3~13cmも高さ50cmに及びます。アヌビアス・アフゼリーの花は根茎部から花茎を斜上し、茎項に深い打ち合わせのある筒状の仏炎苛に包まれた円柱形肉穂花序を作ります。
苞の長さ3~5cm位。花穂は苛より長く突きでるのです。
雄部と雌部とも同花序で多数の小花が濃密につきます。
各小花は単性で雄花部(群)は穂の上半部に雌花部(群)は下郎にあります。水中育成したアヌビアス・アフゼリーは葉幅の狭いアヌピアスで、「アヌビアス・コンゲンシス」小型にした形状となり、長卵型グリーンないしライトグリーンになります。
アヌビアス・アフゼリーの葉や茎は「アヌビアス・コンゲンシス」よりも硬く、さらに直立する感じです。
「アヌビアス・ランケオラータ」の葉にも似ているのですが、アヌビアス・アフゼリーは暗緑色で葉縁が緩やかに波打ち、やや薄く柔軟なことなど見分けられます。
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水草の育て方2 (水草の育成)

水中で育成した場合はアヌビアス・アフゼリーはかなり小型化し、10cm前後で止まることが多いですね。
水槽での育成は、二酸化炭素(Co2)の添加と、底床への固形肥料の投与が有効です。
アヌビアス・アフゼリーの生育は緩やかです。
水槽での育成もやや難しく、流木などに活着させるより肥料分を含んだ底床に直接植え込んで、二酸化炭素(Co2)の添加と明るい照明を当てて育てるようにします。

水草の増やし方

アヌビアス・アフゼリーは根茎の株分けで増やすことができます。
茎の部分が伸びてきたら株分けします。
株分は、葉が5枚程付いた茎をカッターや鋏で切り分けるだけです。
根があれば葉を全部切り落としても、新しく小さな葉が出てきて成長する場合もあります。

水草水槽のレイアウト

アヌビアス・アフゼリーの柔らかな印象を与える明るい緑色の水中葉は、アヌビアス類の中でもとても魅力的であるといえるでしょう。
自然ではかなり大型で、茎高60cmにもなりますが、水槽栽培では、25cmくらいであることが普通で肥料や二酸化炭素(Co2)を多く与えても急激には生長せず、60cm程度の水槽ではかえってレイアウトしやすいでしょう。
アヌビアス・アフゼリーの根は白く太く、非常に長く伸びるので長期間植えてあった株は簡単には引き抜くことはできないくらいです。
最初にレイアウトする場所をよく吟味する必要があります。
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水草図鑑データ

名称 アヌビアス・アフゼリー
学名 Anubias afzelii
和名
別名 アヌビアス・アフゼリイ
科名 サトイモ科
原産 西アフリカ熱帯域(セネガル、ギニア)
光量 普通 20W×2~3本
二酸化炭素 必要なし~少なめ
水質 弱酸性~弱アルカリ性
硬度 軟水~弱硬水
水温 22~28℃
形態 根茎性
栽培難易度 容易

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