ブロードリーフ・アマゾンソード・プラント

水草の育て方1　（水草の種類）

葉は根部より多数束生し、草丈60cm、葉長40～50cm、葉幅5～8cmにも達し、葉数は50枚を超えます。ブロードリーフ・アマゾンソード・プラント水上では葉柄は短く、葉は倒披針形、やや鋭頭、狭脚、革質、疑似鋸歯緑で波打ち、濃緑色。
水上では葉身と葉柄の境界が明瞭です。水中では葉身と葉柄の区別はやや不明瞭になります。
水中葉はやや膜質、長さ20～50cm、幅4～8cm、時には褐色を含む黄緑色になります。名部より花茎をあげ総状花序を作り白色3弁が黄色の花が咲きます。「アマゾン・ソードプラント」によく似ていますが、ブロードリーフ・アマゾンソード・プラントの方は葉幅がより広く、葉長もより長くなります。流通量は、やや少ないので熱帯魚ショップでは入手しづらいですが、注文すればすぐに入荷するでしょう。

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水草の育て方2　（水草の育成）

丈夫な水草で、ＣＯ２なし・光量が弱くても十分育てられます。
育成は容易で、大きく生育させたいときは底床への固形肥料は有効です。
大型の水槽に底床を厚く敷いて肥料を多くし、がっしりと根をはらせたい水草です。
定期的に水換えをし、水溶性肥料を十分に与え、光量を多めにするとやわらかく美しい緑の葉に育ちます。

水草の増やし方

水中ではランナーにより栄養繁殖をおこないます。エキノドルスの仲間の水草はランナーと呼ばれる脇芽を伸ばして子株を作ります。
その子株が育って根を充分に伸ばし、葉数が3～5枚になったらランナーをカットとして、底床に植え込むと増やすことができます。
別な増やし方として、親株の根元から子株が直接生えてくる場合もありますので、その場合は、葉数が十分になった時点で親株から子株を分離して別の場所に植 えましょう。

水草水槽のレイアウト

ブロードリーフ・アマゾンソード・プラントはセンタープラントにおすすめです。
ブロードリーフ・アマゾンソード・プラントは大型水槽で育成した場合、草丈が50～60cmを超えることもあり、時間をかけて大型化させたブロードリーフ・アマゾンソード・プラントは、水中葉の教が100枚を軽く超える非常に立派な大株となります。
このため、水深45cm以上、できれば水深60cm以上の水槽で育成すると良いでしょう。大型の水槽にブロードリーフ・アマゾンソードプラントとそのほかのエキノドルスを数種レイアウトし、ディスカスや色彩豊かな小型魚を入れると見ごたえがあります
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水草図鑑データ

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