キバナオモダカ

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水草の育て方1 (水草の種類)

水草:キバナオモダカキバナオモダカは、湿地、沼地などに生える抽水植物で多年草です。
中南米が原産地ですが、現在はほとんど世界中の熱帯域に移動、定着しています。
東南アジアの水田にも多く育成し害草となっていますが、日本では沖縄以外では越冬できません。キバナオモダカは、高さ40~70cm。
葉はやわらかく、根生し、シャモジ形です。
葉身の長さ15cm~30cm位、鈍頭で基部は円脚。
葉縁は大きく波打つことが多いです。
葉柄は葉長より長く、三角形に近いです。キバナオモダカは根元から三角状の花柄が長く伸び、先端に数個の花が咲きます。
花弁は3枚で鮮かな黄色です。
花後、花柄が水面に倒伏し苗を生じます。キバナオモダカは、自家受粉して果実をつくり、種子は細かく、水中で発芽したものは、最初数枚の水中葉を展開します。キバナオモダカは、熱帯地方では、若い葉や花を山菜のような感覚で香味野菜として食べたり、家畜の飼料に用いたりされます。
マレーシアではマーケットでも販売されていてつぼみと茎を炒め物として料理に使います。
茹でるとヌルッとした感じがあります。
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水草の育て方2 (水草の育成)

キバナオモダカに耐寒性はありません。
通常冬期には暖房設備が必要です。
室内では強光が必要です。

水草の増やし方

キバナオモダカの繁殖力は旺盛です。
花後の茎が地面に垂れ下がって着地すると、そこからまた子株を増やしていきます。有茎水草の増やし方はいろいろあり、どの増やし方も簡単です。
最も一般的で、初心者の方にもおすすめの増やし方は「さし芽」によって繁殖させる方法です。
有茎水草がある程度伸びたら草体のほぼ真ん中で切ります。
茎の途中の節に根が出ている場合はその場所で切るのも良いでしょう。
切断する位置は茎の節の下から5mmほどの所です。
切り取った上の部分を底床に植えて固定すれば、やがて根付きます。
残った下部もまた同様に底床に植えて固定すれば、やがて脇芽を出して増やせます。
側枝を作る場合も多く、側枝が水面まで伸びてきたら、また茎節の下5mmの位置でカットして床砂に植えます。
こうしてどんどん増やすことができます。「取り木」よる方法もあります。
有茎水草が底床に根付いている状態で、そのまま茎を寝かせ、茎頂辺りを石などで軽く固定します。
すると、やがて茎節から新芽と根が出てきます。
新芽が5cmほどに生長したらそれぞれをカットし、新たに植え直します。

水草水槽のレイアウト

キバナオモダカは屋外の水鉢作りや池での栽培に適します。
葉が大きく花が可憐で小さく可愛い花です。
世界で観賞用に栽培されています。
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水草図鑑データ

名称 キバナオモダカ
学名 Limnocharis flava Buchen.
和名 キバナオモダカ(黄花面高)、ヌマオオバコ(沼大葉子)
別名 リムノカリス・フラバ
英名 Yellow velvetleaf、Yellow bur-head
科名 ハナイ科
原産 中・南米(世界の熱帯に帰化)
光量 日向
二酸化炭素 不要
水質 弱酸性~弱アルカリ性
硬度 軟水~中硬水
水温 20~28℃
形態 有茎水草
栽培難易度 容易

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