水草の育て方1 (水草の種類)
ブリクサ・チプルスは池沼、河川などに生育する沈水~抽水植物です。
ブリクサ・チプルスはブリクサ・チプルスとも呼ばれ、ライトグリーンの細長い葉を持つブリクサの仲間です。
カヤツリグサの仲間です。
ロゼット型水草と形状が似ていますが立派な有茎系水草の一種です。ブリクサ・チプルスの水上葉は硬く葉幅6mm前後、水中葉になると柔らかく葉幅は少し細くなりますが、形状、色にあまり変化はありません。
水上葉は2~3週間で枯れ始めますが、強光量とCo2添加により美しい水中葉が伸び始めます。ブリクサ・チプルスは草丈60cm、葉幅2~8mmになりますが、草丈30mmくらいのものが多いです。
育成は二酸化炭素(Co2)の添加と底床への回形肥料の投与が有効です。藻類が付着しやすいので、オトシンクルスやアルジイーター、ヤマトヌマエビなどを入れるとよいでしょう。日本には、1994年の夏頃からデンマークのトロピカ社産の水上葉がコンスタントに輸入されています。
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水草の育て方2 (水草の育成)
ブリクサ・チプルスの育成はCO2の添加、明るめの照明が必要です。
比較的丈夫で、二酸化炭素のない環境でも長期間楽しませてくれます。
見た目とは裏腹に水中に馴染みやすく、人気の高い種です。
水草の増やし方
ブリクサ・チプルスの増やし方は株分けを行います。
大型に生育すると葉腋から棉を伸ばし、先端に小穂をつけ、基部から芽を生やして幼植物をつけます。有茎水草の増やし方はいろいろあり、どの増やし方も簡単です。
最も一般的で、初心者の方にもおすすめの増やし方は「さし芽」によって繁殖させる方法です。
有茎水草がある程度伸びたら草体のほぼ真ん中で切ります。
茎の途中の節に根が出ている場合はその場所で切るのも良いでしょう。
切断する位置は茎の節の下から5mmほどの所です。
切り取った上の部分を底床に植えて固定すれば、やがて根付きます。
残った下部もまた同様に底床に植えて固定すれば、やがて脇芽を出して増やせます。
側枝を作る場合も多く、側枝が水面まで伸びてきたら、また茎節の下5mmの位置でカットして床砂に植えます。
こうしてどんどん増やすことができます。「取り木」よる方法もあります。
有茎水草が底床に根付いている状態で、そのまま茎を寝かせ、茎頂辺りを石などで軽く固定します。
すると、やがて茎節から新芽と根が出てきます。
新芽が5cmほどに生長したらそれぞれをカットし、新たに植え直します。
水草水槽のレイアウト
ブリクサ・チプルスは柔らかいテープ状の葉を繁らせ、明るい緑の葉は爽やかさをいっそう引き立ててくれます。
レイアウトに変化を付けるのによく使われ、バリスネリアの様に水槽上面を覆うように伸びず使いやすいでしょう。
後景に単体でレイアウトしても良いでしょう。
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水草図鑑データ
名称 | ブリクサ・チプルス |
学名 | Cyperus helferi(Pseudo-Blyxa) |
和名 | |
別名 | ブリクサ・チプルス シペルス・ヘルフェリ |
科名 | トチカガミ科 |
原産 | タイ |
光量 | 強め |
二酸化炭素 | 必要なし~少なめ |
水質 | 酸性~弱酸性 |
硬度 | 中硬水 |
水温 | 22~28℃ |
形態 | 有茎水草 |
栽培難易度 | 普通 |
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