“カヤツリグサ科の植物は、細長い葉を持つ草が多いです。一年生または多年生の草本で、短い茎が地表または地中にあります。匍匐枝を出すものもあります。地上には先端に花をつける花茎を長く伸ばします。さまざまな環境に生活する種がありますが、湿地性の植物が多いです。水中生活するものもありますが完全に沈水性の水草になるものは少なく、多くは水中から茎を突き出して生活します。細長い根出葉があって、茎の先に花序をつける形と、茎の先、花序の下の苞葉が発達する形のもの、それに、葉が少なく、棒状の茎だけが多数出る形のものが多いです。”