“ホシクサ科 (Eriocaulaceae) は単子葉植物に属する科です。熱帯及び亜熱帯を中心に広く分布しており、11属 、1000種以上を擁します。日本には2属40種程度が生育します。ほとんどは草本で、一部は低木。湿地、水辺に生えます。多くは根生し線状。通常は雌雄同株。葉は細く、根生するか、茎に散生します。花は茎項に単生、頭状花序、微小。花茎は分岐せず基部に鞘があります。雄花と雌花があり、雄花はがく片が離生または合生、雄ずいは1~2輪に並び、各2~3数。雌花はがく片が離生またはまれに合生、子房は2~3室、各室に1胚珠が下垂します。子房上位。アクアリウムでは室内水槽での栽培が困難な種も多いです。種の多くが中南米に集中していますが、ホシクサ属のみ全大陸に広範な分布域を持っており、日本国内だけでも数多の固有種が存在しています。”