ヘテランテラ・ゾステリフォリア

水草の育て方1　（水草の種類）

ヘテランテラ・ゾステリフォリアは池沼、河川などに生育する沈水～湿生植物です。
とても文夫な水草で、育成は容易です。ヘテランテラ属は、約10種類がアメリカとアフリカの亜熱帯～熱帯部から知られ、一部は北米の温暖地区にも分布します。
ヘテランテラ・ゾステリフォリアは湿地や池沼の浅水域の水流がゆるやかな場所に生え、水上葉と水中葉で生活します。水上葉は線状、円頭で、厚みがあり浮力が強いです。
水上葉は長楕円形線状、葉面平滑で厚みがあり、よく水に浮かびます。水中葉は水上葉より長くなり、やや鋭頭、薄くなり、長さ4～7cm、幅3～5mm。
水中葉は水上葉より長くなり、テープ状線形、やや鋭頭。
葉身の長さ4～8cm、幅3～6mm位で黄緑色です。花は頂茎部(水上)に有柄二股の花柄をだし、日立たない淡青色から炎紫色の2つの花が同時に咲きます。
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水草の育て方2　（水草の育成）

ヘテランテラ・ゾステリフォリアの水槽育成は極めて容易です。
ヘテランテラ・ゾステリフォリアは細長い線状の葉を互生させる有茎水草で、茎の上部に葉を密生させながら上に向かって伸びます。

水草の増やし方

間隔を5～6cm開けて1本ずつ植えれば、葉数をどんどん増やして生長し、側枝を伸ばします。
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有茎水草の増やし方はいろいろあり、どの増やし方も簡単です。
最も一般的で、初心者の方にもおすすめの増やし方は「さし芽」によって繁殖させる方法です。
有茎水草がある程度伸びたら草体のほぼ真ん中で切ります。
茎の途中の節に根が出ている場合はその場所で切るのも良いでしょう。
切断する位置は茎の節の下から5mmほどの所です。
切り取った上の部分を底床に植えて固定すれば、やがて根付きます。
残った下部もまた同様に底床に植えて固定すれば、やがて脇芽を出して増やせます。
側枝を作る場合も多く、側枝が水面まで伸びてきたら、また茎節の下5mmの位置でカットして床砂に植えます。
こうしてどんどん増やすことができます。「取り木」よる方法もあります。
有茎水草が底床に根付いている状態で、そのまま茎を寝かせ、茎頂辺りを石などで軽く固定します。
すると、やがて茎節から新芽と根が出てきます。
新芽が5cmほどに生長したらそれぞれをカットし、新たに植え直します。

水草水槽のレイアウト

水槽では茎を短くしたものは斜めに伸び、前景草として、茎の長いものは後方に使用できる便利な種です。
下部の葉にも光が当たるようにこまめにトリミングを行い、全体を照らします。
中景～後景に用いられることが多いですが、項葉部を5cmほどにカットすれば前景にも使用できます。
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水草図鑑データ

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