タイガー・ロータス・グリーン

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水草の育て方1 (水草の種類)

水草:タイガー・ロータス・グリーンタイガー・ロータス・グリーンは西アフリカに分布し、池沼などに生育する浮葉植物です。
明るいグリーンに赤い斑の人る美しい葉のスイレンです。
ラグビーの球のような塊茎は黒褐色で、そこから水中葉が出てきます。タイガー・ロータス・グリーンの水中葉は5~15cmの葉柄の先につき、鮮緑色で暗褐色の斑があり楕円形、葉縁は波打っています。成長初期は葉柄が短く、6~10cm程度の葉を水平に開いて美しい形状です。
グリーンの葉には紫がかった黒色の斑が点在します。
成長するにつれて長い葉柄を持つ大型の葉になり、葉柄は80cmを超え、また葉長は25cmを超える大型の水草になります。タイガー・ロータス・グリーンは浮葉をあまり出しません。
浮葉が出た時は、長さ10~18cm、葉柄は長く30~60cm以上に達し、葉形は円形に近い楕円形で葉面は平滑です。タイガー・ロータス・グリーンの花は中央が黄色の白色で、自家受粉します。タイガー・ロータス・グリーンは「タイガーロータス・レッド」の近縁種ですが、水中葉は、赤くならずに緑色をしています。
水中葉の広い範囲に暗褐色の斑紋が入る点は同じであり、育成上の注意点なども同様です。
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水草の育て方2 (水草の育成)

タイガー・ロータス・グリーンはアクアリウムで大変育成しやすい種で、浮葉をださなくても水中葉のままで長期間生きることができます。栽培は容易で入荷時のバルブを水槽内に入れるだけで、やがて発根して生長します。水中育成は、pH5.5~7.5、水温23~30℃、軟水~弱硬水がよいでしょう。
一般的軟水中では、弱酸性から弱アルカリ性の幅広い適応性を持ち、特に高温では32℃にも耐えうる丈夫な水草です。2~4cmの丸味のある塊茎で、1~3cmの接続茎を出して、その先端から葉と根を出すため、塊茎と草体とが離れやすく、取扱いには注意が必要です
塊茎の不定箇所から2~3個の芽を出すので、底床に埋めるより、砂上に置くほうが良いです。
根張りしたタイガー・ロータス・グリーンの植え変えは、できるだけ避けたほうが良いでしょう。
植え替えをすると根が損傷し、その後の成長が悪くなり、これを3~4回くり返すと、そのまま休眠期に入ってしまうことがよくあります。
十分に成長したタイガー・ロータス・グリーンは、塊茎と切り離してもそのまま成長を続けます。
底床への肥料添加は有効で、成長状態は良くなります。タイガー・ロータス・グリーンは新しい水を好み、底床中の肥料分を十分に添加すると成長が良いです。20℃以下の低温では成長が非常に悪くなります。
強い軟水の水槽では、葉が萎縮することがありますが、このような場合、水溶性の肥料添加が特に有効です。

水草の増やし方

繁殖は種子と短い繁殖茎によります。浮葉を多くつけると夜咲きの白い花が咲き、自家受粉して種子が得られます。

水草水槽のレイアウト

タイガー・ロータス・グリーンは浮葉をあまり出さないスイレンの仲間の水草であるためレイアウト水槽に使用されることが多いです。成長初期のタイガー・ロータス・グリーンは小型水槽にも良く合い、水槽に迫力を与えてくれます。葉は大型になりますが、低床中に張った根を適度にカットすることや、底床中の肥料分の調整によってある程度のサイズの限定をすることができます。

大きな葉の下は光量が不足するので、光量を必要とする他の水草を植えられません。
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水草図鑑データ

名称 タイガー・ロータス・グリーン
学名 Nymphaea lotus “Green-type”
和名
別名 タイガー・ロータス
グリーン・タイガー・ロータス
グリーン・タイガー・ロートゥス
科名 スイレン科
原産 西アフリカ、熱帯アフリカ
光量 普通 20W蛍光灯×2~4本
二酸化炭素 必す添加
水質 弱酸性~弱アルカリ性 pH 5.5~ 7.5
硬度 軟水~弱硬水
水温 22~30℃
形態 ロゼット
栽培難易度 容易

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