ツボクサ

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水草の育て方1 (水草の種類)

水草:ツボクサツボクサは日本の田畑や草地などに生える多年草です。
関東地方~九州の道ばたや庭、林内などに生えます。
ツボクサは食用にするほか、民間では全草を採取し、煎じた液で皮膚のただれ・湿疹などに外用します。ツボクサの茎は地上を這い、各節から2~5枚の葉と根を出します。
ツボクサの葉は切れ込み円型、葉縁に鈍鋸歯を有します。
直径2.5~5cmの腎円形で基部は心形です。
葉柄は5~10cm。
壇毛で被われます。ツボクサは節から1~2個の花序をだし、2mmほどの紫色の5弁の花が2~5個がかたまってつきます。
花期は5~8月。
果実は扁平な円形で2個の分果になります。ツボクサは葉の形が「カキドオシ」に似ていますが、ツボクサは茎が丸く、毛が少ないです。ツボクサはウォーター・マッシュルームと誤認されて売られていることが多いですが、別種です。
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水草の育て方2 (水草の育成)

ツボクサは水草レイアウト水槽内でも二酸化炭素(Co2)の添加により一時的な成長を見せるのですが、結局は枯れてしまい、長期の水中育成はできません。

水草の増やし方

ツボクサは節から根をだしてふえます。有茎水草の増やし方はいろいろあり、どの増やし方も簡単です。
最も一般的で、初心者の方にもおすすめの増やし方は「さし芽」によって繁殖させる方法です。
有茎水草がある程度伸びたら草体のほぼ真ん中で切ります。
茎の途中の節に根が出ている場合はその場所で切るのも良いでしょう。
切断する位置は茎の節の下から5mmほどの所です。
切り取った上の部分を底床に植えて固定すれば、やがて根付きます。
残った下部もまた同様に底床に植えて固定すれば、やがて脇芽を出して増やせます。
側枝を作る場合も多く、側枝が水面まで伸びてきたら、また茎節の下5mmの位置でカットして床砂に植えます。
こうしてどんどん増やすことができます。「取り木」よる方法もあります。
有茎水草が底床に根付いている状態で、そのまま茎を寝かせ、茎頂辺りを石などで軽く固定します。
すると、やがて茎節から新芽と根が出てきます。
新芽が5cmほどに生長したらそれぞれをカットし、新たに植え直します。

水草水槽のレイアウト

ツボクサはアクア・テラリウム向きの植物です。
高湿度に順応し蛍光灯下でも育成できることから、テラリウムの水上部に使用できます。
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水草図鑑データ

名称 ツボクサ
学名 Centella asiatica Urban.
和名 ツボクサ(壺草・坪草)
別名
科名 セリ科
原産 日本、中国、東南アジア
光量 普通 20W×2~4本
二酸化炭素 水中育成は不可
水質 弱酸性~中性
硬度 軟水~中硬水
水温 20~28℃
形態 有茎水草
栽培難易度 普通

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