ボタンウキクサ

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水草の育て方1 (水草の種類)

水草:ボタンウキクサボタンウキクサは湖沼、河川などに生育する浮遊植物です。
ボタンウキクサは世界中の熱帯・温帯域に広く分布する浮き草の一種で、日本には、昭和初期に移入したといわれています。
日本の沖縄や八重山群島に帰化しています。
ボタンウキクサはサトイモ科の植物とは思えない浮漂性多年草で、水中では浮遊して毛細根を多数だし、浅水中か湿った泥土の上では泥の中に根を張ります。
ボタンウキクサの葉は狭扇状、全縁(ギザギザがない葉)、円頭または微凹現葉面は鮮緑色または黄緑色です。
葉身の長さ2~15cm幅3~8cm
やや隆起があり、縦走する7~15の剰脈は葉裏で明瞭に隆起し、両面は軟毛に覆われ水滴をはじきます。
ボタンウキクサの葉は外側のものほど大きく、日中は開平し、夜間は垂直に立てるようにして閉じる習性があります。
夜間の葉を閉じた状態は、すり鉢状になります。
形状は成育条件により、かなりの差があります。
ボタンウキクサの花の花期は5月~9月、長さ1~4cm、幅12mmほどの短毛を密生した仏炎包に包まれた肉穂花序を数個つけます。
暖地では戸外で越冬します。
ボタンウキクサは産地によって変異が大きいです。
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水草の育て方2 (水草の育成)

ボタンウキクサは強光が要求されるので室内の場合大きく栽培するのは困難です。
太陽光の下で水温が20℃以上あれば、 ソフトボールくらいの大きさに育ちます。
ボタンウキクサは蛍光灯の下では1~2cmほどの小さな葉になります。
液体肥料をこまめに添加するとよいでしょう。
低温を好まず、高温期の屋外では極めて丈夫で、枝をだしてよく繁殖します。

水草の増やし方

ボタンウキクサは光量を強くすれば水槽内でも繁殖茎を伸ばして次々に子株を形成して繁殖します。

水草水槽のレイアウト

ボタンウキクサは水面に浮く水草なので、通常のアクアリウムレイアウト水槽では育成は難しいでしょう。
アクアテラリウムにレイアウトするなど、工夫が必要となります。
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水草図鑑データ

名称 ボタンウキクサ
学名 Pistia stratiotes
和名 ボタンウキクサ(牡丹浮草)
別名 ウォーターレタス
英名 ウォーターレタス
科名 サトイモ科
原産 世界中の熱帯・温帯域
(●原産地は熱帯アフリカ)
光量 強い
二酸化炭素 必要なし~少なめ
水質 弱酸性~弱アルカリ性
硬度 中硬水
水温 20~30℃
形態 有茎水草
栽培難易度 難しい

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