マヤカソウ

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水草の育て方1 (水草の種類)

水草:マヤカソウマヤカソウは水辺に生育する沈水~湿生植物です。
淡水中で生育し、水中や水上で育ちます。
しなやかな茎をもち細かく明るい緑色の葉を密生させる有茎の水草です。マヤカソウの水中葉はリスノシッポを緑にしたような形をしています。
茎は細く、0.7~0.8mm位、長さ20~60cm、葉は毛状線形、無本醜長さ0.8~12cm、輪生ではなく互生してつき、不規則に茎を取囲んでついています。
黄緑色で葉脈が1本あります。
水上葉は葉先端部に微妙な鋸歯になっています。
花は上部葉腋に単生、淡紅色で長い花柄があり花弁3つ、専片3つ、雄しべ3つがあります。
類似種とマヤカソウは全体が黄緑色である点で区別できます。マヤカソウの水中葉は柔らかく美味なのか小型カラシンなどに食害されやすいので注意が必要です。マヤカソウの仲間には
「ラージマヤカ」
「カールマヤカ」
「ドワーフマヤカ」
「スレンダーマヤカ」
「ニードルリーフマヤカ」
「レッドマヤカ」
などがあります。
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水草の育て方2 (水草の育成)

マヤカソウは大変繊細な姿の水草で、細く柔軟で弱そうに見えるのですが、光が豊富なら丈夫です。
水槽での育成は二酸化炭素(Co2)の添加と液肥の投与が有効です。
二酸化炭素(Co2)の添加は行わなくてもよく育ちますが、添加したほうが失敗は少ないのです。
育成には弱酸性~中性、軟水~弱硬水の水質がよく、あまり酸性度が強くて古い水では生長が悪くなります。
pHは5.5~6.8が適しています。

水草の増やし方

マヤカソウは挿し芽で増殖します。
マヤカソウは茎の下の方からも腋芽を出し、密に茂るようになります。有茎水草の増やし方はいろいろあり、どの増やし方も簡単です。
最も一般的で、初心者の方にもおすすめの増やし方は「さし芽」によって繁殖させる方法です。
有茎水草がある程度伸びたら草体のほぼ真ん中で切ります。
茎の途中の節に根が出ている場合はその場所で切るのも良いでしょう。
切断する位置は茎の節の下から5mmほどの所です。
切り取った上の部分を底床に植えて固定すれば、やがて根付きます。
残った下部もまた同様に底床に植えて固定すれば、やがて脇芽を出して増やせます。
側枝を作る場合も多く、側枝が水面まで伸びてきたら、また茎節の下5mmの位置でカットして床砂に植えます。
こうしてどんどん増やすことができます。「取り木」よる方法もあります。
有茎水草が底床に根付いている状態で、そのまま茎を寝かせ、茎頂辺りを石などで軽く固定します。
すると、やがて茎節から新芽と根が出てきます。
新芽が5cmほどに生長したらそれぞれをカットし、新たに植え直します。

水草水槽のレイアウト

マヤカソウは、アクアリウム水槽ではまとめ植えで中景から後景にレイアウトします。
繊細な葉は非常に美しく、育てる価値ある水草です。
小柄のマヤカソウは、柔らかな針状の葉を蜜に付け、全体がライトグリーンの葉は、数株以上のまとめ植えによって独得の効果をアクアリウムに生み出せます。
マヤカソウの水中葉が群生して水流に揺れ動く水槽は大変美しいです。マヤカソウは、頭頂部が水面に到達しても水上葉を作らないので、多少トリングを怠っても、レイアウトの美しさがすぐに損なわれることがありません。
また、草丈を短くするためのトリミングも、茎の上部をはさみで切り取る簡単な方法でよいでしょう。
新芽がすぐに生えてきて、切り取つた箇所があまり目立たないからです。
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水草図鑑データ

名称 マヤカソウ
学名 Mayaca fluviatilis
和名
別名 マヤカ・フルヴィアティリス
マヤカナロータイプ
マヤカ
英名 Bog moss
科名 マヤカ科
原産 北米、中南米、アメリカ合衆国の北部カロライナ~テキサス、ブラジル
光量 普通
二酸化炭素 なるべく添加
水質 酸性~弱酸性
硬度 軟水~中硬水
水温 22~28℃
形態 有茎
栽培難易度 普通

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