アヌビアス・ナナ・斑入り

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水草の育て方1 (水草の種類)

水草:アヌビアス・ナナ・斑入りアヌビアス・ナナ・斑入りは基本種の「アヌビアス・ナナ」から突然変異で出現した、葉に霜降り状の白い斑が入る個体を固定した品種です。
原種は西アフリカ、カメルーン産のアヌビアス・ナナですが葉に鮮やかな白斑がでます。
「アヌビアス・ナナ」よりやや小型で、水中では葉の斑がやや淡くなります。
自然採集の中にも時折淡黄緑色の斑があらわれたものを見かけるのですが、このように白色斑の鮮やかにでることはありません。アヌビアス・ナナ・斑入りは斑の入り方にかなり個体差があり、また環境により変化します。
「アヌビアス・ナナ」よりやや小型で、斑が入り華やかであるため小型水槽にも最適です。アヌビアス・ナナ・斑入りは水草のなかでも人気な水草のひとつです。
人気の高い水草で、アヌビアス・ナナの仲間の人気の秘密は丈夫で育てやすく、小さな卵型の濃緑の葉は厚手で深みのある美しい容姿をしていることでしょう。アヌビアス・ナナ・斑入りは改良品種の水草で、水辺の岩の上などに白く太い根茎を伸ばして着生します。
通常のナナより一回り小さく水草の丈は5cm程度で葉長は2~3cm程度で育成はナナ同様、簡単です。アヌビアス・ナナ・斑入りは熱帯魚ショップでの流通は安定していません。
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水草の育て方2 (水草の育成)

アヌビアス・ナナ・斑入りは、とても丈夫な水草なので、水中でも水上でも育成は容易です。
アヌビアス・ナナ・斑入りは育成・増殖の過程でも最大の特徴であるこの斑が消えることは少ないです。
水中葉では環境により、斑が薄くなることがあります。アヌビアス・ナナ・斑入りは、成長が非常に遅く、葉に藻類がつきやすい水草でもあります。
葉は濃緑色で表面に光沢があり、水上と水中のどちらで育ててもあまり形状の変化はなく、ゆっくりと成長します。アヌビアス・ナナ・斑入りは照明が多少暗くてもCO2を添加しなくても枯れることはないでしょう。アヌビアス・ナナ・斑入りは、ほとんどがポット入りで販売とれています。
購入後は,アヌビアス・ナナ・斑入りをポットから取り出し、根に付いたロックウールをある程度落としてから、底床添加肥料を埋めた底床に植えると成長が良いでしょう。
しかし、購入したらポットから取り出して底床砂に植え込むのもいいのですが、流木に活着させてより自然に近い雰囲気で育成してみるのもこの水草の楽しみの1つです。
活着前にますはポットから出したアヌビアス・ナナ・斑入りに巻き付いたロックウールを外しますが、できるだけ根を傷めないように、おおまかにロックウールを外し、さらにピンセットを使って細かいウールも外しましょう。
念入りに取った後は水洗いし、さらに伸びきって着生しない根は、後で邪魔になるので切りましょう。アヌビアス・ナナ・斑入りは、育成条件により葉の大きさはかなり異なります。
暗い環境では葉数が少なくなって葉が少し大きめになり、十分な光の元では葉数が増える傾向があります。

水草の増やし方

アヌビアス・ナナ・斑入りの増やし方は、根茎の株分けが主な方法です。
アヌビアス・ナナ・斑入りの株分けは、葉が5枚程付いた茎をカッターや鋏で切り分けるだけで、特に問題はありません。
葉を全部切り落としたとしても、新しく小さな葉が出てきて成長するほど丈夫な水草です。
茎を切り分ければ、新芽を発芽させて子株を作ります。
ただ、アヌビアス・ナナ・斑入りは根茎を横に伸ばしながら殖える水草ですが、葉のついた根茎を3~4cm切り取っても、小さな葉をたくさんつけるだけで葉は大きくなりにくいです。
子株を大きくする方法が良いでしょう。 t

水草水槽のレイアウト

アヌビアス・ナナ・斑入り水草レイアウト水槽にも熱帯魚メインの水槽にもよく似合います。
特に小型水槽に使える大きさと丈夫さで人気があります。弱い光とわずかな肥料があれば生長する丈夫な水草なので、アヌビアス・ナナ・斑入りは、はじめて水草を購入する人にも最適な水草と言えるでしょう。
水草レイアウト水槽にも可愛らしくて丈夫なので使いやすい水草です。アヌビアス・ナナ・斑入りはその美しい容姿から人気も高い、水草水槽レイアウトでも定番の水草です。
底床材に植え込んでもよいですし、流木や石に釣り糸や園芸用の ビニールバンドで固定するとアレンジの幅が広がります。
アヌビアス・ナナ・斑入りをミクロソリウムのように、流木や岩に活着させることで、立体的なレイアウトを組 むことができます。
ビニールタイを使い、これから伸びていくリードバルブの方を流木に巻き付けていきます。
作業の途中、水草が乾いてしまわない様、霧吹きなどで水を吹きかけることも忘れないようにしましょう。
約一ヶ月ほど経過すれば見事に活着します。
その頃にビニールタイをハサミで切って取り去れば流木 に活着したアヌビアス・ナナ・斑入りが出来上がります。
うまく流木に活着しない場合は、流木の良し悪しで活着しないというよりは、環境または、アヌビアス・ナナの 状態によって活着しないと思われます。
アヌビアス・ナナ・斑入りは通常は大磯砂利に植えこんでおくと、根に砂利がくっついてくるほど活着しやすい水草です。
水質や 環境のチェックをすると共に、もう一度しっかりと流木にビニタイや木綿糸などで根本部分をとめてみましょう。
それでも難しい場合には、流木と同じ色か釣り 糸などの透明な不溶性の糸で、目立たない様に巻つけてしまうという方法もあります。
アヌビアスの仲間だけのレイアウトも面白いでしょう。
前景にアヌビアス・ナナ・斑入り、中後景にはアヌビアス・バルテリーなどの大型種を植え、後景にはグラキリスなど葉の形の違う種類を植えるといいでしょう。
また班入りの水草も使 うと、彩りにもアクセントがつきます。
ほとんどトリミングがいらない楽な水草水槽ですが、成長が遅いので、密生させるには時間がかかります。
できれば沢山 の水草を入手して植え込みましょう。
アヌビアス・ナナ・斑入りは光量が弱くても育つため他の水草の陰になるようなところでもレイアウトできる水草です。
また、アヌビアス・ナナ・斑入りは雨季と乾季の激しい推移の変化にも適応している水草なので、アクアテラリウムにも利用できます。
横に這う根茎は年輪を重ねた盆栽の古木の様な趣になります。
ミクロソリウムやウィローモスと合わせて和風のレイアウトも良いでしょう。
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水草図鑑データ

名称 アヌビアス・ナナ・斑入り
学名 Anubias barteri var. nana variegated
和名
別名 アヌビアス・ナナ・バリエゲイテッド、アヌビアス・ナナ・バリエガータ
科名 サトイモ科
原産 改良品種
光量 弱い
二酸化炭素 必要なし~少なめ
水質 弱酸性~弱アルカリ性
硬度 中硬水
水温 22~28℃
形態 根茎性
栽培難易度 容易

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