ウォーターオーキッド

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水草の育て方1 (水草の種類)

水草:ウォーターオーキッドウォーターオーキッドは、湿地に生育するラン科ネジバナ属(Spiranthes)の湿生植物です。
水上でも水中でも生育する両生植物です。ラン科ネジバナ属は、日本からオーストラリアにかけてネジバナが広く分布し、通常淡紅色の穂状花序をつけます。
ウォーターオーキッドは水生蘭ですが、このネジバナの仲間です。
浅水または湿地状でよく育ち、水中でも生育できる珍しい水生蘭です。ウォーターオーキッドの葉は数枚叢生し、淡い緑色で、長楕円状(ヤリ状)広線形。
長さ10~15cm、幅1~2cm位、やや外にそり返り、多肉質。水中形では花序をつくらないですが水上形では葉間より高さ30~50cmの花序を4~5本伸ばし、上半部に20~5個ほどの白い花が咲きます。ウォーターオーキッドの花は葉間より高さ約30cm以上の花茎をあげ、上半部に白色の小花を多数つけ、ねじれた穂状花序を作ります。属名Spiranthesはギリシャ語の「らせん状の花」の意味です。
花の付き方がネジのように螺旋を描くように咲くことからその名前が付いています。なお、アフリカのカメルーンからも同属のSpiranthes latiforiaが知られます。熱帯魚ショップなどでの流通量は少ないでしょう。
ヨーロッパからのファーム物が比較的多く流通していますが、ドイツ便のものもあります。

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水草の育て方2 (水草の育成)

ウォーターオーキッドは湿地などでよく育つ、水生ランの1種です。
白く太い根をもち、葉はしなやかで丈夫です。
ウオーター・オーキッドは本来は水上で生活する種類ですが、自然光がよく入るような環境では水中葉を展開し、葉は15cmくらいにまで成長します。
ただし蛍光灯などの照明では、草丈は5~6cmにしかなりません。

水草の増やし方

水草水槽のレイアウト

ウォーターオーキッドはアクアテラリウムや、水上クリプト・エキノドルス水槽でも楽しめる水草です。
開花時は上に伸び上がるため、株の上方をさえぎらないようにレイアウトを考慮します。
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水草図鑑データ

名称 ウォーターオーキッド
学名 Spiranthes odorata(Nattall)Lindley
Syn. Spiranthes cemua L.C.Rich.
和名 アメリカモジズリ
別名 ウォーター・オーキッド
科名 ラン科
原産 北米南部(熱帯一亜熱帯)、東南アジア
光量 普通 20W×3~4本
二酸化炭素 必ず添加
水質 弱酸性~弱アルカリ性
硬度 軟水~中硬水
水温 20~28℃
形態 有茎水草
栽培難易度 普通

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